東京都美術館が開館100周年記念レクチャーを開催
東京都美術館は、2023年に開館100周年を迎えるにあたり、特別なレクチャーシリーズ「人々のつながりを編む―美術館のこれからのかたち」を開催します。このシリーズでは、アートの公共性やコミュニティの重要性に対する理解を深めることを目的とし、様々な専門家を招いて多様なテーマを掘り下げていきます。
アート・コミュニケーション事業の進展
2012年に実施された大規模なリニューアルを経て美術館は「すべての人に開かれたアートへの入口」としての新たな使命を掲げることとなりました。これにより、アート・コミュニケーション事業がスタートし、美術館はより多様な人々が集まり、関わり合う場としての役割を果たしています。本シリーズでは、「対話」「関わり」「ケア」「アクセシビリティ」といったキーワードを中心に、これまでの実績を振り返りつつ、未来に向けてのあり方を考察します。
レクチャーシリーズの内容
レクチャーは全3日間にわたり、各回ともに220名の定員で実施されます。手話通訳や日本語字幕も用意され、誰もがアクセスしやすいよう配慮されています。
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10:00~12:00 【こどもの美術館体験】
幼い子どもたちが美術館で自分の感覚を大事にし、他者や世界と関わる場作りについて議論します。
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登壇者: 岡崎智美、吉備久美子、河野佑美
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13:30~15:30 【アート・コミュニケータとコミュニティづくり】
一般公募から選ばれたアート・コミュニケータが、美術館を拠点としどのようにコミュニティに関与してきたのかを探ります。
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聞き手: 西村佳哲
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10:00~12:00 【美術館という公共について】
自発的な活動が生まれる美術館から、文化人類学の視点で「公共」について考察します。
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登壇者: 松村圭一郎、小牟田悠介、熊谷香寿美
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13:30~15:30 【ろう者と表現】
ろう者の視点からの表現活動を探りつつ、美術館での協働を考えます。
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登壇者: 斎藤陽道、南雲麻衣
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10:00~12:00 【美術館とケアコミュニティ】
初期認知症者との活動を通じ、ケアの概念と美術館の役割を考えます。
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登壇者: 小川公代、熊谷香寿美
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13:30~15:30 【ふれることと鑑賞体験】
視覚だけではない鑑賞体験や感覚の多様性について議論します。
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登壇者: 小川真美子、広瀬浩二郎
参加方法と注意事項
すべてのレクチャーは聴講無料で開催されます。全席自由席ですが、事前にフォームからの申し込みが必要です。定員に達し次第、受付は終了となりますので、早めの申し込みをお勧めします。
レクチャーの内容は後日アーカイブ公開予定で、手話通訳・日本語字幕も付くため、参加者が多様な背景を持つことを考慮した配慮がされます。美術館におけるアートの可能性を共に考え、感じる貴重な機会です。
ぜひ、この機会に参加し、新たなアートのあり方を共に探求しましょう。