月へのアート作品送付プロジェクトに日本画家三森麻理亜が選出

月へのアートプロジェクト「The Lunar Codex」

日本画家の三森麻理亜さんが、月にアート作品を届けるプロジェクト「The Lunar Codex」に選ばれました。このプロジェクトは、NASAやSpaceX、Astrobotic、DHLといった名だたる企業が参画しています。

The Lunar Codexとは何か？

このプロジェクトは物理学者であり作家のSamuel Peralta氏によって考案されました。選ばれたアート作品のデータは、タイムカプセルに保存され、スペースシャトルで月面へ運ばれます。150カ国以上から3万人を超えるアーティストの作品がデジタル技術により高解像度で保存されており、三森麻理亜さんを含む日本のアーティストたちも参加しています。

三森麻理亜の作品と彼女のコメント

三森麻理亜の作品が保存されるタイムカプセルは「The Polaris Collection」と名付けられ、SpaceXのスペースシャトル「Falcon Heavy」で2024年11月に打ち上げる予定です。

三森さんはこの選出について「この壮大なプロジェクトに選ばれたことを光栄に思います。私の作品が月に届き、永遠に残ることを考えると、月を見るたびに思い出すことでしょう」とコメントしています。

作品情報

- 作品1: 「Arcane」

制作年: 2020年、サイズ: 33x45cm

- 作品2: 「Map of intelligence series - A swing」

制作年: 2022年、サイズ: 60x46cm

選考理由と三森麻理亜の経歴

Samuel Peralta氏は、三森さんが第16回ARC Salon Competitionで発見したことをきっかけにその作品を知ったそうです。彼は、特に「Map of Intelligence - A Swing」と「Arcane」に注目し、「抽象と写実、伝統的な技法と現代的な技法が融合しているところが、彼女の作品が選ばれた理由です」と語っています。

三森麻理亜の背景

三森麻理亜さんは東京生まれ。幼少期から海外での生活を送り、現在は東京を拠点に活動しています。国内外の数々の展覧会で多くの作品を発表し、2023年には世界的に権威のある公募展「ル・サロン」に入選しました。また、日本の伝統技術を駆使した作品でも注目を集めています。

結論

三森麻理亜さんの作品が月に到達することは、アートの未来と可能性を象徴する出来事です。彼女の作品は、海外生活を経て日本画に込めた想いを反映し、美しさを伝えていくことでしょう。私たちもこれからの活動に期待しつつ、彼女の作品を通じて宇宙とのつながりを感じたいと思います。

公式サイトやInstagramを通じて、さらなる作品情報をチェックしてみてください。