ブルガリCEOが受賞！ラグジュアリーの未来を語る役割と受賞タイムピースとは

ブルガリCEO、ジャン-クリストフ・ババンの受賞について

2025年11月10日、イタリア・ローマで開催されたモントル・ド・ラネ・アワードにて、ブルガリおよびLVMHウォッチ部門のCEOであるジャン-クリストフ・ババンが「パーソナリティ・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。今回の受賞は、彼の大胆なリーダーシップと未来を見据えたイノベーションへの貢献が高く評価されたものです。

モントル・ド・ラネ・アワードについて

このアワードは、ラグジュアリーウォッチメディアであるMyWatch FRとフランスのオンラインビデオプラットフォームTF1+が共同開催しており、時計業界において非常に権威ある賞として知られています。式典は、コンコルド広場を見下ろす歴史あるAutomobile Club de Franceで行われ、各界の著名人たちが集結しました。

授賞式では、ババンが紹介される際、「時計よりも多くの記録を持つ」と称され、彼のイノベーションへの情熱や、現代のオルロジュリー業界における模範的なキャリアが称賛されました。

ホログラフィックプロジェクションの活用

ババンは、上海からリアルタイムでホログラフィックプロジェクションを通じて式典に参加。パリで行われた授賞式の舞台で、ゲストたちに向けて語りかけ、その姿はテクノロジーとエレガンスが見事に融合したものでした。彼のホログラムは、物理的な距離を超え、感情を直接伝えることができる未来の可能性を示しました。このホログラフィックプロジェクションは、LVMHの起業育成プログラムに参加しているスタートアップ企業、Crystalman by Fosforが手がけています。

ババンは、受賞後、「このような栄誉をいただき、大変光栄です。この賞は、ブルガリとLVMH全体に捧げられたものです」と述べ、創造性やテクノロジーが感動を与える力を強調しました。

ブルガリの受賞時計「オクトフィニッシモウルトラトゥールビヨン」

受賞の嬉しいニュースに続き、ブルガリの最新作である「オクトフィニッシモウルトラトゥールビヨン」が、栄えある「TF1+」賞を獲得しました。この時計は、薄さにおける新記録を樹立しただけでなく、ブルガリのウォッチ部門の姿勢を象徴するタイムピースです。1.85mmの厚さを誇るムーブメントは、スケルトントゥールビヨンを内蔵し、ウォッチメイキングにおける卓越性を証明しています。

高い評価を受ける「オクトフィニッシモウルトラトゥールビヨン」

この時計は、42時間のパワーリザーブを持ち、サンドブラスト仕上げのチタン製ケースに最新の技術を採用したデザインです。時計のムーブメントやダイヤルにおける緻密さと美しさが、ブルガリのデザイン哲学を具現化しています。

モントル・ド・ラネ・アワードは、時計業界における最高の栄誉の一つであり、創造性やビジョンを称賛する重要な賞です。今回の受賞は、ヘリテージと現代性、技術とデザインが見事に融合しているブルガリの象徴的な成果を再確認させてくれるものとなりました。