スマホで簡単3Dモデル作成!建築現場のDX推進アプリ「mapry建築」有料版リリース
株式会社マプリィは、iOSアプリ「mapry建築」の有料版をリリースしました。このアプリは、iPhoneやiPadを使って建物の3Dモデルや間取り図を簡単に作成できる画期的なツールです。
手軽な3Dスキャンとデータ出力
従来、建築現場では図面作成に多くの時間と労力を費やしていました。正確な寸法を測るため、現場で何度も計測を行う必要があり、担当者の負担は大きかったと言えるでしょう。しかし「mapry建築」を使えば、iPhoneやiPadで建物をスキャンするだけで、3Dモデル、平面図、立面図を自動で作成できます。複数の部屋を合成して一つのデータにすることも可能です。
有料版では、さらに利便性が向上しています。最大のポイントは、スキャンしたデータをDXF形式で出力できるようになったことです。DXFデータは、多くのCADソフトで読み込むことができるため、作成した図面をそのまま設計図として利用したり、トレースデータとして活用したりすることが可能です。これにより、設計段階から施工段階まで、デジタルデータの一貫した活用が可能になり、大幅な業務効率化に繋がります。ネットワーク環境も不要なので、場所を選ばずにデータを出力できます。
建築現場のデジタル化を加速
「mapry建築」は、建築現場におけるデジタル化を推進するための強力なツールです。従来の手法に比べて、作業時間を大幅に削減し、人為的なミスを減らすことができます。これにより、コスト削減と品質向上を実現できるでしょう。
有料版の価格と利用方法
有料版の価格は、月額900円(税抜)です。App Storeからダウンロードできます。iOS17.0以降に対応しています。
株式会社マプリィについて
株式会社マプリィは、測量、林業、防災、農業、建設といった分野に特化した地理空間情報アプリプラットフォームサービス「mapry」を提供しています。高度な技術を駆使しながら、これらの分野における業務効率化に貢献しています。
まとめ
「mapry建築」有料版のリリースは、建築業界にとって大きな進歩と言えるでしょう。このアプリによって、建築現場のデジタル化が加速し、より効率的で正確な作業が可能になります。今後の機能追加にも期待が高まります。