H2オーケストレーターが日本政策金融公庫から初の資金調達を実施し事業を加速

H2オーケストレーターが資金調達を実施

株式会社H2オーケストレーター（代表取締役：久禮義継）は、2019年10月に日本政策金融公庫から初の資金調達を行いました。この資金調達は無担保・無保証という非常に優遇された条件で実施され、同公庫からの信頼を感じる重要なステップとして位置付けられています。

資金調達の目的

今回の調達は、同社が掲げる「スモールM&A市場の健全な発展」と「大廃業時代への挑戦」という二つの大義に基づき、事業の加速を目的としています。具体的には、運転資金の供給を通じて、さまざまなマーケティング施策を実施し、オーケストレーションプラットフォームの構築に力を注ぐ方針です。

オーケストレーションプラットフォームとは、専門家やアドバイザー、金融機関、行政機関が強力に連携する体制を意味します。これにより、社会的影響を与えるレベルでのスケールを追求し、社会問題の解決に貢献することを目指しています。

代表プロフィール

代表取締役の久禮義継氏は、多様な金融経験を持つ専門家です。彼は、さまざまな大手投資銀行で勤務し、18年以上にわたり、数兆円におよぶM&Aアドバイスの実績を有しています。また、日本や外国の大手金融機関での職務を経て、NECでは役員の参謀としての経験も積んできました。彼の幅広い知識と経験は、H2オーケストレーターの成長において非常に重要な要素です。

その他の活動

久禮氏は、スモールM&Aに限らずさまざまな活動を精力的に行っています。例えば、一般社団法人M&Aテック協会を設立し、ITを活用したM&A市場の発展を目指しています。また、彼は「令和時代に生きる中小企業のための新しい経営戦略」という連載を幻冬社ゴールドオンラインで行っており、新たな経営戦略の提案を通じて市場に貢献しています。

さらに、中小企業庁の方針に沿った「事業承継型スタートアップ」スキームの推進にも取り組んでおり、革新をもたらすよう努力しています。