新たなセキュリティ時代を切り開く!網屋とエイチ・シー・ネットワークスの提携

新たなセキュリティ時代を切り開く!



日本のサイバーセキュリティ業界において、エイチ・シー・ネットワークス株式会社(以下、HCNET)と株式会社網屋(東京都中央区、東証グロース:4258)の資本業務提携が注目を集めています。この提携により、両社は共同で新しいセキュリティ製品やサービスを開発し、人材交流を活発に行うことで、サイバーセキュリティの現状を改善し、業界自体のレベルアップを目指しています。

提携の背景と目的



2024年12月からの業務提携を経て、網屋はHCNETの豊富なネットワークインテグレーションの知見を活かし、自社のデータセキュリティ製品「ALog」やネットワークセキュリティクラウドサービス「Verona SASE」の販売を強化します。今回の資本業務提携を通じ、両社はそれぞれの強みを活かし、次のような取り組みを進めていきます。

1. 新たなセキュリティ製品・サービスの共同開発



HCNETがもつネットワークインテグレーションに関する専門知識を基に、網屋の先進的なセキュリティ技術を組み合わせることで、顧客ニーズに応える新たなセキュリティソリューションを生み出す見込みです。特に、急速に進化するサイバー攻撃に対応するための新しい技術やサービスの提供が期待されています。

2. エンジニア育成のための人材交流



人材の育成は、常にIT業界における課題です。網屋はHCNETとの連携を通じて、技術者同士の交流を進め、ネットワークやセキュリティ分野に特化したスキルを持つエンジニアの育成を加速します。このような取り組みは、人材不足が問題視される現在、業界の健全な成長に必要不可欠です。

3. 顧客基盤の拡張



HCNETは網屋のセキュリティソリューションをより多くの顧客に届けるためのサポートを行い、ワンストップでのサービス提供を実現します。これにより、両社は新たな顧客基盤を確保し、収益機会を広げていきます。

両社のコメント



HCNETの田中宗社長は、「提携によって我々のネットワークの専門性と、網屋の先進的なセキュリティ技術を融合させ、新たな価値を創出していくことができる」と述べています。さらに、両社の連携によって、セキュリティサービスの高度化やサイバー攻撃リスクの低減が期待されています。

一方、網屋の石田晃太社長は、「自社の最新技術とHCNETの高いネットワーク設計能力を融合し、高度なセキュリティが誰もに提供される社会の実現を目指す」と語ります。両社は今後も協力し、日本全体のセキュリティレベルを向上させることに尽力する意向です。

エイチ・シー・ネットワークスの概要



HCNETは1981年に設立され、ネットワークの設計・構築・運用を行っている統合ITインフラベンダーです。サーバーやネットワーク、セキュリティ、クラウドに至るまで、ワンストップサービスを提供しており、高品質で信頼性のあるソリューションを追求しています。

株式会社網屋の概要



網屋は自社独自のサイバーセキュリティ技術を持ち、AIを駆使したセキュリティサービスの提供に特化した日本の企業です。自動化されたセキュリティソリューションを提供し、組織のセキュリティ対策を全面的にサポートしており、全ての人が安全な環境で生活できることを目指しています。

サイバーセキュリティ分野の進化が求められる中、網屋とHCNETの提携は、今後の業界において重要なステップとなることでしょう。これからの動向に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社網屋
住所
東京都中央区日本橋浜町3-3-2トルナーレ日本橋浜町 11F
電話番号
03-6822-9999

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