横浜市役所で行われる「ひきこもりフェスティバル」
- - 開催日: 2024年1月10日(金)~1月15日(水)
- - 入場: 申込不要、無料
昨今、ひきこもりに関する問題が社会で広く認識されている中、横浜市役所が主催する「ひきこもりフェスティバル~アート&ムービー~」が開催されます。このイベントは、心の問題や人間関係について理解を深めることを目的としており、多様な体験を通じて当事者の思いを感じ取る機会を提供しています。
ひきこもり状態にある人々は全国で146万人と推定され、その原因はさまざまです。今回のフェスティバルでは、映像作品やアートが展示され、来場者はその中で身近なひきこもりの問題に真剣に向き合うことができます。
イベントの詳細
映像作品
- - 日程: 2024年1月15日(水) 10:00~15:30
- - 会場: 横浜市役所1階アトリウム
この日のみ上映される映像作品には、複数のドキュメンタリーが含まれています。特に「ひきこもりという履歴」では、トラウマを抱えて過去20年間ひきこもり生活を送っていた主人公の物語が描かれています。彼が心の奥底になすりつけた苦しみや、自立を求める姿は多くの人に共感を呼ぶでしょう。
さらに「カンパニュラの夢」では、ひきこもり状態にある家族の苦悩と彼らの絆を深く掘り下げています。そして、松山ケンイチが主演するNHKスペシャル「ドラマ こもりびと」も上映され、現実の厳しさと向き合う姿を映し出します。
アート作品
- - 日程: 2024年1月10日(金)~1月15日(水)
- - 会場: 横浜市役所1階展示スペース
アート展示は、現代美術家である渡辺篤氏による個展「風穴に月」が行われます。彼は、コロナ禍に孤独や孤立を抱える多くの人々とともに月の写真を撮影してきました。本展では、彼の集めた月の写真を通じて、互いに心を寄せ合うことの大切さを感じ取ることができます。
アクセス情報
- - 所在地: 横浜市中区本町6丁目50番地の10
- - 最寄り駅: みなとみらい線「馬車道駅」1C出口直結、JR「桜木町駅」新南口から徒歩3分
このイベントは一般向けに開放され、誰でも気軽に参加できるようになっています。入場は完全無料で、入退場も自由です。特に、最終日の1月15日には、アート作品の追加展示も予定されており、フェスティバルのフィナーレを飾る特別な体験となることでしょう。心の健康や癒しを求める方々にとって、この機会は素晴らしいものになるに違いありません。
お問い合わせ
横浜市健康福祉局ひきこもり支援課
TEL: 045-752-8463