又吉克樹選手、引退の意向を発表
オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの投手、又吉克樹選手が2026年シーズンをもって現役を引退することを発表しました。プロ野球の舞台で多くの経験を積んできた彼ですが、引退の決断を下すに至った理由や思いについて彼自身が振り返りながら語りました。
引退の理由
引退を決意した理由は、「緊張感なくマウンドに行くことが増えてきた」ことでした。プロ野球選手としてのキャリアを通じて、又吉選手は「打たれる不安」や「恐怖」を乗り越えながら、全力でプレーをしてきました。しかし最近では、その緊張感が薄れ、「マウンドに行くのが楽しい」と感じることが多くなったそうです。このままでは、彼のプロ野球選手としての原点を忘れてしまうのではないかという思いから、引退を決意したといいます。
「このままでは、後輩に良い刺激を与えることができない」との思いが、彼を更なる決断へと導きました。又吉選手は、2014年から送られたプロ野球生活を振り返り、さまざまな経験が彼を成長させたと感じています。
プロ野球人生の振り返り
又吉選手は、2013年のドラフトで中日ドラゴンズから指名を受け、その後のキャリアで数々の名誉と経験を得ました。特に、ルーキーから3年連続で60試合登板を果たし、その後FA権を獲得するなど、多くのファンから愛され、信じられないような経験を積んできました。「又吉広報」と呼ばれたことも、彼のプロ生活の中で一生の宝物になったと語ります。
その後の移籍先である福岡ソフトバンクホークスでは、セ・リーグとパ・リーグの違いを感じながら、より良い選手になるための努力を続けました。オールスター選出やCS登板、優勝の栄光も経験する一方で、怪我との戦いもあり、その時々でファンの応援がどれほど力になったかを語りました。
海外経験と新たなチームへの感謝
メキシコでのプレーを経て帰国した後、オイシックス新潟アルビレックスBCに加入。新たな環境で挑戦できたことに感謝しつつ、若手選手たちに何かを伝えたいとの思いを胸に残りの現役生活を全うするつもりだと述べています。
「引退後も実演しながら指導をしていきたい」
と、指導者として新たな道を模索する意向を示しました。
最後に
プロとして503試合592イニングを投げ、47勝32敗173ホールド11セーブという素晴らしい成績を残した又吉選手。多くの人に支えられたプロ野球人生を振り返り、これまでの感謝の気持ちを伝えました。「両親には何度言っても足りないくらいのありがとうを伝えたい」とも。多くの出逢いと経験が彼の人生を豊かにしたと締めくくりました。引退後には一人一人に感謝の気持ちを伝えていくことを約束し、今シーズン残りの試合に向けて全力を尽くす意気込みを見せました。