多様化が進む女子高生の推し活、最新トレンドを徹底調査
ティーン向けエンタテインメント事業を展開する株式会社with tが運営する「女子高生ラボ」は、Z世代の女子高生を対象に、日常化している「推し活」に関するトレンド調査を実施しました。本調査は、全国の現役女子高生を対象に実施され、彼女たちがどのようなものを「推し」として支持しているのか、明らかにしています。
調査内容
今回の調査では、芸能人やインフルエンサーをはじめ、ファッション、食べ物、カラコンなど、さまざまなジャンルについて「自分の推し」をアンケート形式でまとめ、各ジャンルごとに得票数を集計し、人気ランキングを発表しました。特に注目すべきは、戦略的に彼女たちが推し活に情熱を注いでいる点です。
ジャンル別トピックス
芸能人・インフルエンサーランキング
推し芸能人やインフルエンサーのランキングでは、3位の小松菜奈さんを除いて、現役女子高生と同世代の女性インフルエンサーが上位にランクインしました。この結果は、Z世代の女子高生たちが、自分たちとより近い存在により強い共感を持ちやすいことを示しています。
ファッションブランドランキング
ファッションブランドのランキングでは、GLRやINGNI、WEGOといった人気の国内ブランドが立位を固める一方、ZARA、SHEIN、GUなどのリーズナブルなグローバルブランドも高い支持を得ています。これにより、女子高生たちのファッション志向が、トレンド性とコストパフォーマンスを重視した多様化を遂げていることが浮き彫りになりました。
カラコンランキング
カラコンランキングに目を向けると、Candy Magic、MOLAK、EYE CLOSETなどのブランドが名を連ねています。特に「ナチュラルに目を大きく見せるデザイン」が好まれ、カラコンはファッションやメイクと合わせた自己表現の重要なパートとなっていることが確認されました。
フード・スイーツランキング
スイーツの人気ランキングでは、アサイーボールなどのヘルシー志向と、トゥンカロンやクレープといったフォトジェニックなスイーツが両方とも支持を集めています。スターバックスやミスタードーナツといった定番チェーンも高評価を得ており、女子高生の多様な嗜好を反映しています。
コスメ・美容アイテムランキング
コスメ&美容アイテムのランキングでは、キャンメイクやロムアンド、CipiCipiなどのプチプラブランドがトップを占めました。また、ディオールやシュウウエムラのハイブランドも登場し、価格帯の異なる商品が評価されています。このことは、女子高生たちが使用感やデザインに基づいて、自分に合った「推せる」アイテムを選んでいることを示しています。
結論
女子高生ラボのスタッフは、今回の調査を通じて、女子高生の「推し」という概念が拡大していることを明らかにしました。かつては特定の芸能人やインフルエンサーに限られていた「推し」が、今ではコスメやファッション、さらには日常的なアイテムにまで広がっています。Z世代の彼女たちは、自分にとって意味のあるものを「推す」ことで、個性を表現し、他者とのつながりを感じているのです。このように、「推し」は彼女たちの日常に欠かせないモチベーションや自己肯定の手段として浸透しています。今後、「推し」される価値を持つブランドやサービスは、支持を得るための鍵となるでしょう。
会社情報
- - 調査名: 推し活に関するトレンド調査
- - 調査期間: 2025年6月12日〜16日
- - 調査手法: アンケート調査
- - 実施企業: 株式会社with t(女子高生ラボ)
- - 対象: 全国の高校1〜3年の女子生徒100名
女子高生ラボの紹介
「女子高生ラボ」は、SNSメディアの運営や、全国規模のコミュニティ運営を通じて、女子高生のリアルな声と価値観を反映したコンテンツを提供しています。情報発信者である女子高生が集まり、流行の最先端をリードするネットワークを構築しています。企業の若年層へのアプローチを支援するマーケティングサービスも展開しており、次世代とのつながりの可能性を探求し続けています。