中小企業のM&A
2018-09-20 17:23:35
M&A実務を学ぶ中小企業向けトレーニング講座、税理士向けセミナー開始
中小企業のためのM&A実務エキスパート講座が開催
株式会社税務研究会は、専門家向けに中小企業のM&A実務を学ぶ「M&A実務エキスパートトレーニング講座」を2023年11月6日から7日の2日間開催することを発表しました。昨今、中小企業では後継者不足が深刻化しており、しっかりとした事業承継策が求められています。この講座はそのような状況に対応するために設計されています。
中小企業の後継者不足の現状
日本の経済産業省によると、2025年には約245万人の経営者が定年を迎えると予測され、そのうち約127万社が後継者未定という利用者様のデータがあります。これにより、事業承継型M&Aが有効な手段として注目されており、特に税理士の支援が重要になる場面が増えています。中小企業が元気に存続するためには、税理士をはじめとした専門家の実践力を高める必要があります。
M&A実務が求められる理由
近年、実務経験が不足している税理士が多く、事業承継型のM&Aに関与できていない現状があります。そこで、本講座では各分野の専門家が集まり、税理士に必要な知識や判断力を身につける機会を提供します。この講座を通じて、受講者はより自信を持ってM&A業務に関与できるようになることが期待されます。なお、講師は経験豊富な専門家で構成されており、実践的な知識を学べる内容となっています。
講座の特徴とカリキュラム
主体的な学びを促進
この講座では、実際の事業承継型M&Aの実務を想定した事例を用いて講義が行われます。事前に送付される検討課題に基づき、受講者が自らの課題を掘り下げ、解決策を考えることが推奨されており、講義の理解を深める機会にもなります。
交流の場を提供
一日目の講義終了後には交流会が開催され、他の参加者や講師とのネットワーキングが可能です。これは新たな情報交換やアイデアの発表の場となるでしょう。受講者同士の意見交換は、他では得られない貴重な体験を提供するはずです。
専門家による多角的なアプローチ
講座では、財務、法務、 M&Aアドバイザーとしても活躍する各分野の専門家が講師を務めます。各専門家が自らの経験や事例に基づき、事業承継を進める上での実践的な知識を共有します。この多様な視点により、受講者は幅広い知識を得ることができます。
受講対象者と申し込みについて
M&Aの実務を理解したいと考える税理士等の専門家が対象ですが、事業会社や金融機関の担当者なども参加可能です。受講料は168,000円(税込)で、テキストや昼食代が含まれています。
是非、税務研究会のホームページを通じて早めに申し込んで、貴重な学びの機会を逃さないようにしましょう。定員に達し次第締め切りとなるため、早めの行動がカギです。
本講座は、中小企業のために役立つ知識と実践力を身につける機会で、受講者が将来的に企業のサポート役となれることを狙っています。事業承継における専門知識を深める要素を掘り下げていき、お互いに成長できる環境の提供を目指しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社税務研究会
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング19階
- 電話番号
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03-6777-3453