地方公共団体や地域企業を支える「PPPサポーター」の募集開始

地方公共団体と企業を結ぶ「PPサポーター」募集開始！

令和7年7月4日、国土交通省は新たなサポート体制として「PPPサポーター」の募集を発表しました。これは、地方公共団体や地域企業が効率良く公共事業を行うために、豊富な実務経験を持つ専門家たちが連携し、相談体制を築くことを目的としています。

1. PPP/PFIとは？

PPP（Public Private Partnership）やPFI（Private Finance Initiative）は、公共施設の建設、維持管理、運営を行政と民間が共同で行う取り組みです。これによって、民間の創意工夫を活用して財政資金の効率的な利用と行政の効率化が実現されます。特に、公共事業の多様な運営手法として、指定管理者制度や包括的民間委託が有名です。

2. 募集資格について

応募するには、国土交通省の「PPPサポーター制度要綱」を満たす必要があります。具体的には、地方公共団体または民間企業に所属する者、または学識経験者で、所属機関内外からの推薦を受けた方が対象です。求められる知識や経験としては、PPP/PFI総論や国土交通省が所管する分野（公園、空港、上下水道、道路、住宅、港湾、河川、スモールコンセッションなど）が挙げられます。

3. 募集のスケジュール

応募期間は令和7年7月4日から7月25日までの17時必着。応募があった後は、7月14日から8月8日までに順次ヒアリングを行い、8月下旬に認定を行う予定です。そして、認定された「PPPサポーター」は、9月1日から活動を開始します。

4. 応募方法

応募を希望される方は、所定の応募要領を基に、必要書類をEメールにて提出することになります。詳しい情報は国土交通省の公式ウェブサイトから確認できます。また、すでに活動しているPPPサポーターについても、ウェブサイトでチェック出来るのでご覧ください。

5. 経済と地域活性化に向けて

公共事業における民間との連携は、地域の活性化に貢献する重要な要素です。この格好の機会に、公共事業に興味のある方や地方自治体での運営に知識を持つ方の応募を期待しています。この機会を通じて、多くの地域が新たな可能性を見出すことを願っています。

国土交通省は、公共事業にかかわる全ての団体や企業、そして地域の住民へ向けて、今後もサポート体制を整えていく意向を示しています。地域の未来を共に築くために、ぜひ「PPPサポーター」としての参加を検討してください。