株式会社コーセーが運営するブレイキンチーム、KOSÉ 8ROCKSは最近、会話型マーケティングプラットフォーム『BotBonnie』を導入しました。この取り組みの目的は、ファンとの双方向のコミュニケーションを図ることです。これまでは、主にInstagramを通じた一方的な情報発信に依存していたKOSÉ 8ROCKSですが、この新たなアプローチにより、エンゲージメントの質と量を大幅に向上させることに成功しています。
KOSÉ 8ROCKSは、”ブレイキンで世界を笑顔に”をビジョンに掲げ、多くのファンとの関係構築に取り組んでいます。そのため、BotBonnieの導入は意義深いものでした。特に、こどもの日やクリスマスに合わせたInstagramキャンペーンを展開することで、ファンからの反応が飛躍的に増加。スタートからわずか3日間で、5500件以上のメッセージが届くという驚異的な結果を記録しました。この間、ユニークユーザーから500件を超えるコメントも寄せられるなど、通常のエンゲージメント率と比べて400倍もの反響がありました。
さらに、D.LEAGUEの各ラウンドごとに展開されたInstagramストーリーズキャンペーンでも、ファンの参加を促進。試合前後にファンがKOSÉ 8ROCKSをメンションすることで、21件以上のストーリーメンションが達成され、ファンとのインタラクションが生まれました。特に魅力的だったのは、メンションしたファンにチームメンバーの写真が自動で送られる仕組みです。これにより、より親しみやすいファン体験が実現され、3日間で130件を超えるストーリーメンションが記録されました。
KOSÉ 8ROCKSの運営担当である加藤有咲氏は、「BotBonnieの活用により、自動的にパーソナライズされたメッセージを届けることが可能となり、エンゲージメント率が劇的に向上しました。これにより、時間や経費の大幅な削減が実現し、一方的だった情報発信から双方向のコミュニケーションに移行することができました」と述べています。
その結果、Instagramのフォロワー数は40%も増加したとのこと。KOSÉ 8ROCKSは、この取り組みによってファンに対するアプローチが大きく変わり、マーケティング戦略も大きな進化を遂げました。今後もこのような効果的な施策を通じて、さらなるファンの獲得とエンゲージメントの強化を目指す姿勢が伺えます。
最後に、KOSÉ 8ROCKSの今後の活動にも期待が高まります。新ディレクターのSHUVANのもと、世界的なダンサーであるShigekixが新たに加わったチームは、これからも挑戦を続けていくことでしょう。彼らが掲げる「ブレイキンで世界を笑顔に」というビジョンを実現するため、今後の活動が楽しみです。