視覚障害のある子どもたちへの未来の支援
南仏オート・プロヴァンス発のビューティーメゾン、ロクシタンが筑波大学と連携し、視覚障害のある子どもたちのためのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、世界視力デーに合わせて行われ、目標金額は1,000万円です。集められた資金は東京都文京区の筑波大学附属視覚特別支援学校の教育環境や課外活動を支えるために活用されます。
多くの方々から賛同を得ているこのプロジェクトには、衆議院議員の佐々木真琴氏や女優・モデルの石田ニコル氏もいるなど、多彩なサポーターが参加し、教育機会の平等とインクルーシブな社会を実現するための支援を広めています。
学ぶ環境の現状と課題
ロクシタンは、教育の機会は全ての人に平等であるべきだと考えています。しかし、日本では視覚障害のある子どもたちが学ぶ環境には多くの課題が残されています。筑波大学附属視覚特別支援学校は、国立大学法人の中でも唯一の視覚特別支援学校として、高度な専門性を持った教育プログラムを提供していますが、点字ディスプレイや拡大読書器などの学習機器やスポーツ備品の整備にはさらなる支援が必要です。
ロクシタンのクラウドファンディングは、学生たちが安心して学び、夢を追いかけられる環境を整えることを目的としており、特にブラインドサッカーやゴールボールなどのスポーツ活動を支える環境整備に役立てられます。
10年以上続く取り組み
ロクシタンは、「視覚障害へのサポート」をグローバルなCSR活動の柱の一つとし、1997年から製品パッケージの点字表記を導入、世界各地で視覚支援プログラムを展開しています。日本では、コロナ禍にあたり盲学校に手指用アルコールジェルを寄贈するなど、筑波大学附属視覚特別支援学校とのボランティア活動を10年以上にわたって行っています。
交流を続ける中で、ロクシタンは「学ぶ意欲や夢は誰もが同じである一方で、その実現を支える環境には大きな格差が存在する」ということに気付き、筑波大学との協働に至りました。教育の機会を平等に提供するための取り組みが始まっています。
クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトの正式名称は「ロクシタンとともに、視覚特別支援学校に豊かな学びと多様な挑戦の場を」であり、実施期間は2026年9月1日から10月31日まで。寄付金は筑波大学に直接届き、支援内容には点字ディスプレイや点字プリンター、拡大読書器などの学習支援機器が含まれています。
ロクシタンの思い
ロクシタンは植物が持つ力を活かした商品を提供し、製品を五感で楽しんでいただくことを大切にしています。その中で、視覚障害の方々が自立し、自分らしく暮らせる社会を実現するための支援を行っています。世界各地での視覚支援プログラムやチャリティ活動、日本でのクラウドファンディングを通じて、支援の輪を広げ続けています。
ロクシタンについて
1976年に創設されたロクシタンは、オート・プロヴァンスの自然と文化からインスパイアされ、植物成分を用いたスキンケアやフレグランスを製造しています。人と自然との結びつきを大切にし、日常の美しさに着目した製品づくりを行っており、全世界で3,000を超える店舗でその哲学を共有しています。