女子高生が企業のPRを担う時代へ
最近、女子高生たちが企業のプロモーションに積極的に参加する時代が到来しました。スタジオフィフティーンとデジタルガレージが共同で運営するショートドラマメディア『シブジョ部!!』では、渋谷女子インターナショナルスクールに通う女子高生たちが、ヘアケアブランド『マトメージュ』のプロモーションを行っているのです。
このプロジェクトは、Z世代の女子高生たちが自ら出演し演技に挑戦するというもので、教室での自然な対話を通じて『マトメージュ』の魅力をリアルに伝えています。その成果として、動画は多くの支持を集め、再生数は1200万回を超えるなど、顕著な人気を誇っています。
シブジョ部!!の特徴
『シブジョ部!!』は、女子高生による女子高生のためのショートドラマで、演技だけでなく、企画や撮影、編集にも自ら関与しています。これにより、Z世代のリアルな感情や関係性を描くことが可能になっており、Z世代にとって共感できるコンテンツが生まれています。アカウントは2025年4月に開設し、動画は最大300万回再生されました。
このような成果は、過去に手掛けたウテナ『マトメージュ 前髪グルー』のショートドラマが売上を前年比170%増加させた実績に裏打ちされています。今回のタイアップも、両社の強固な実績を活かしたものです。
男性向け商品を女性がアピール
特に注目すべき点は、通常の『マトメージュ』シリーズに加え、『マトメージュ オム』が女子高生によってプロモーションされていることです。元々は男性向けの商品ですが、SNSで女性たちがその良さを語る声が増えていることを受け、ショートドラマでは『マトメージュ オム、女子でも使えるかも』という新しい視点で制作されています。実際、出演した女子高生たちは、「いい匂いで効果も強いから女子も使ってみたい」と語り、視聴者もこれに共感しています。
これにより、広告としての押しつけ感が軽減され、同世代の女子高生たちが共鳴する内容に仕上げられています。放課後の教室で繰り広げられるストーリーは、Z世代ならではの軽やかさと親しみやすさが感じられ、自然と『推したくなる』気持ちを引き出します。
メディア教育の新風
『シブジョ部!!』の活動は、映像制作やSNS運用のスキルを女子高生が実践的に学ぶことに重点を置いており、教育の一環としても注目されています。NHKの情報番組でも取り上げられ、学校の枠を超えた新しい教育方法として話題を呼んでいます。このように、Z世代が企業や社会に関与することは、将来のキャリア形成にも寄与する可能性があります。
『シブジョ部!!』に参加したいメディア関係者や、Z世代向け企画を検討している企業は、ぜひお問い合わせください。今後も彼女たちが発信するコンテンツに要注目です。
まとめ
女子高生たちが企業のPRを担うという新しいスタイルは、今後も広がっていくことでしょう。『シブジョ部!!』の取り組みは、ただの広告に留まらず、Z世代に寄り添ったリアルな表現がなされており、今後のメディア教育やコミュニケーションにおいても新しい可能性を提示しています。
公開日:2025年7月25日(金)18:00
アカウント名:シブジョ部!!(@shibujyo109)
URL:シブジョ部!! TikTokページ