2026年 お米に関する新たな消費動向
日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連)が実施した「お米についてのアンケート調査」の結果が公開されました。2026年のパンデミックの影響後、全国の組合員を対象に3月に行われたこの調査では、日本のお米市場におけるいくつかの興味深いトピックが明らかになりました。
豊作と依然の高価格
令和7年産米は、少雨や猛暑という厳しい気候条件を乗り越え、予想に反して豊作となりました。これにより、米不足は解消され、民間在庫も十分に回復。しかし、「令和の米騒動」と呼ばれる市場の不安から、流通段階での集荷競争が激化し、価格高騰が続いています。この結果、消費者は「量は十分にあるが高価格」という需給のギャップを感じています。
お米の摂取頻度
調査の結果によると、1日に1回以上お米を食べる人は全体の95.1%に達し、その内50.0%が「1日に2回程度」という回答をしています。これは、前回調査よりも若干の増加を見せており、家庭におけるお米の重要性が伺えます。ただし、具体的な頻度においては、1日に2回の回答が1.0ポイント減少し、一方で「1日に3回以上」という回答が0.8ポイント増加するなど、少しずつ消費パターンが変化しているのを感じます。
購入時に重視するポイント
お米を選ぶ際の条件については、「国産米である」という点が84.9%と最も重視されており、次に「銘柄(41.3%)」が続きますが、初めて「価格が安い(36.7%)」が3位にランクインしました。消費者が価格に敏感になっている姿が如実に反映されています。米価高騰により、「国産米である」という点よりも、手頃な価格を求める傾向が強まっているようです。
未来の米価格と消費の見込み
調査によれば、今後も購入し続けられるというお米の価格は「精米5kgあたり3001円~3500円(22.6%)」が最多で、多くの消費者がこの価格帯を期待しています。また、前回調査よりも「3500円以下」の回答が増加しています。これは、需給緩和への期待が反映されていると考えられます。これは将来的に、お米が手に入りやすくなる可能性を示しています。
お米の代替品
一方で、お米の代わりに食べるものについての調査では、「特にない」とする回答が73.4%を占めましたが、それでも「ある」と答える消費者も26.6%に上り、増加傾向があります。具体的には、「パン」「パスタ」「うどん」が上位に浮上しています。
総括
全体として、2026年の米市場は、豊作を背景に価格上昇が続く中、消費者の心情や食生活に変化が現れています。日本生協連は、この調査結果を基に次回の施策や支援を考える重要な材料としています。今後の動向が、より深い理解をもたらし、消費者と生産者が共に豊かになる未来を導いていくことを期待しています。