フェラガモ、新広告キャンペーン「Ferragamo in Florence」を発表！

フェラガモ、新広告キャンペーン「Ferragamo in Florence」を発表

フェラガモが新たに発表した広告キャンペーン『Ferragamo in Florence』は、ブランドの本拠地であるフィレンツェの街に目を向けたものです。このキャンペーンは、フィレンツェの持つ歴史的背景とその魅力を、ファッションと芸術が織りなす現代的な視点で再構築しています。

フィレンツェとの深い結びつき

新しいシーズンに際して、この広告キャンペーンでは、世界的な写真家、ユルゲン・テラーがフィレンツェのリアルな風景を映し出しています。彼はフィレンツェの街並みをモダニティと伝統の融合として捉え、街の人々がどのようにフェラガモのアイテムを身に着け、日常を過ごすのかに着目しました。クリエイティブ・ディレクターのマクシミリアン・デイヴィスは、テラーの作品にはモデルと観る人との直接的なつながりを感じられると語り、フィレンツェの人々の生活をキャンペーンに反映させたいという想いを明かしました。

新秋冬コレクションの紹介

2024年秋冬コレクションでは、フェラガモの歴史やアーカイブを分解し新たに再構築したアイテムが注目されています。特に、13世紀に建設されたスピニ・フェローニ宮殿を含む重要なロケーションでの撮影が行われ、フィレンツェのルネッサンス期の彫刻が魅力的に展示されているスポットも多く含まれています。これにより、モダニティとヘリテージの同居を感じさせる独特なキャンペーンが展開されています。

多様なモデルたち

このキャンペーンの顔となるのは、ルネッサンスの美しさを現代へと実装したモデル、ラケル・ジマーマン。彼女やグラフィックデザイナーのピーター・サヴィル、モデルのリナ・チャンなど、ファッション界の仲間たちが一堂に会し、フェラガモの長年にわたる愛され方を象徴すべく登場します。このキャンペーンが描くのは、あるフィレンツェの家族の旅の様子であり、日常的なシーンが強く印象付けられています。

撮影ロケーションの意義

撮影が行われたロケーションは、キャンペーンの主役と言えるほど重要です。スピニ・フェローニ宮殿を中心とする選ばれた場所は、登場人物の個性やフェラガモのエスプリを垣間見る手掛かりとなっています。スピニ・フェローニ宮殿は、その歴史的価値や美しさはもちろん、現在はフェラガモの本社としても使用されており、ブランドと地域の結びつきを強調してくれます。

次に、ランツィの回廊やコルシーニ宮殿、カフェ・リヴォワールなど、フィレンツェの歴史を感じさせるロケーションでの撮影が行われました。これらの場所は、フィレンツェの文化的背景とフェラガモの美が融合する土壌を提供しています。

最後に

ユルゲン・テラーは、このキャンペーンを通じてフィレンツェとの深い関係性を探索し、ブランドの新しい視点を創造することを誇りに思っています。このように、フェラガモの新たな広告キャンペーン『Ferragamo in Florence』は、美と文化、その背後にあるストーリーを通じて私たちに新鮮な感動を与えてくれます。このキャンペーンにより、フェラガモの魅力が再確認され、多くの人々に愛され続けることを期待しています。