さくらインターナショナルスクール、国際バカロレア認定で新たな教育環境へ！

さくらインターナショナルスクールが国際バカロレアPYP認定校に！

東京都港区に位置するさくらインターナショナルスクール初等部は、2023年に国際バカロレア・プライマリー・イヤーズ・プログラム（PYP）の認定を正式に受けたことを発表しました。この認定により、さくらインターナショナルスクールは、教育理念として掲げている「日英バイリンガルの探究学習を通してリーダーを育成する」という目標をさらに強化することが期待されています。

探究的な学びを基盤にした教育

さくらインターナショナルスクールは、2021年の開校以来、株式会社関西国際学園のグループ校として、日英バイリンガル教育を実施しています。PYP認定校となったことで、教育フレームワークに基づいた質の高い教育環境が整備され、探究的な学びの促進が一層進むでしょう。

児童たちは、人・社会・世界の問題について自己の視点から考える力を養い、課題解決に向けた考動をする「グローバルリーダー」へと成長することを目指しています。教職員は、児童一人ひとりの成長をサポートするために尽力し、教育環境を整えています。

校長からのメッセージ

校長のマルワ・エルゲゼリーは、IB認定が教職員だけでなく、児童や保護者を含む全ての関係者の努力の結晶であると述べています。IBチームからは、言語サポート体制と児童サポート体制の充実が高く評価され、探究心や好奇心が育まれる温かな環境が確認されました。

高度なプログラム内容

教育理念として掲げられている「日英バイリンガルの探究学習」は、ただ正解を導き出すのではなく、実世界での出来事や自身の関心を基に学ぶことが重視されています。児童たちは、日本の文化や歴史を学ぶことによって日本人としてのアイデンティティも確立しつつ、英語力も養うことができます。高学年になると、ニュージーランドでの留学体験も取り入れられ、国際的な感覚が身につく機会が設けられています。

さくらインターナショナルスクール初等部では、ICTやプログラミング教育、そして感性や表現力を育む音楽や美術の授業も充実しており、児童の個性が尊重される学びが展開されています。

日本語教育に力を入れた完全バイリンガル環境

この学校では、母国語である日本語の教育が特に重要視されています。国際社会で活躍するためには日本語力と文化的アイデンティティも欠かせないとの考えから、完全バイリンガル実現に向け、授業は日本語と英語の教員がそれぞれ担当しています。このような環境の中で、児童たちは言語力を磨き、良好な自己肯定感を醸成しています。