ダイキン工業が新たなフッ素材料を発表
ダイキン工業株式会社は、2023年4月11日から13日まで東京ビッグサイトで開催される『第22回ファインテックジャパン』に出展します。このイベントにおいて、タッチパネルやディスプレイの操作性向上を目的とした新しいフッ素材料が紹介される予定です。
フッ素の持つ多彩な可能性
ダイキン工業は空調機器のみならず、フッ素を基盤とした化学事業にも力を入れています。フッ素化学は、様々な分野での応用が可能であり、その革新性によって今後の技術の進展が期待されています。今回の展示では、特にタッチパネルやディスプレイ周辺の技術革新を目的としています。
展示製品の紹介
フッ素系表面防汚剤: オプツール DSX
この製品は、タッチパネルやディスプレイにおいて指紋の付着を低減させる効果があります。新たに改良されたバージョンでは、処理表面の滑り性機能が向上しています。これは、より快適な操作感を提供し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることを目指しています。
フッ素系表面防汚添加剤: オプツール DAC-HP
こちらは、UV硬化型アクリルハードコート剤に添加するだけで、塗布した樹脂の表面に対して優れた防汚性を発揮します。これによって、防汚性能が向上し、長期間にわたる使用が可能になります。
インクジェットプロセス用撥液剤: オプトエース
レジスト剤に添加することで、数十ミクロンレベルで親液部分と撥液部分をパターニングできるこの製品は、微細なIT製品の加工精度を飛躍的に高めることが可能です。これにより、製造業における新たな可能性が開けることでしょう。
防水・防湿コーティング剤(新規開発中)
1ミクロン以下の薄膜で、防水・防湿性を発揮するこのコーティング剤は、高い安全性と環境特性を持ち、安全安心して使用することができます。
イベントにぜひお越しを
ダイキンのブースでは、これらの新しいフッ素材料の機能を実際に体感することができます。技術革新の最前線をぜひ見に来てください。詳細情報は、ダイキン工業の公式ウェブサイトからご確認いただけます。
開催情報
- - 会期: 2023年4月11日(水)~4月13日(金)
- - 時間: 10:00-18:00 (最終日の13日は17:00まで)
- - 会場: 東京国際展示場「東京ビッグサイト」
- - 詳細情報: ファインテックジャパン公式サイト
ダイキン工業は、未来の技術革新に向けて、引き続き新しい素材の開発に取り組んでいきます。皆様のご来場をお待ちしております。