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Yazawa Venturesがダイバーシティ推進プロジェクトを始動

Yazawa Venturesは、日本のスタートアップ業界で進みづらいダイバーシティの状況を改善すべく、「Diversity Drive the Innovation」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトは、特に優れた能力を持ちながらも見過ごされがちな女性起業家への投資を通じて、日本でのイノベーションの加速を目指します。

プロジェクトの第一弾として、2021年5月よりジーズアカデミーと連携し、「女性エンジニアアントレプレナー講座」を実施することが決まりました。矢澤代表が講師を務めるこの講座では、女性エンジニアたちが起業家として成長するための支援を行います。また、Yazawa Venturesとジーズアカデミーは共に、世界を変えようとする強い意志を持った女性起業家へ積極的に投資を行い、そのポートフォリオに女性起業家を50％組み入れることを目指しています。

プロジェクト発足の背景

昨今、ダイバーシティの重要性が叫ばれていますが、2021年3月31日に発表された世界経済フォーラムの「ジェンダーギャップ指数」では、日本は120位と主要7カ国の中で最下位のままです。政府が掲げる「女性管理職30％目標」も10年先延ばしにされるなど、女性の活躍は他国に比べて遅れを取っています。

一方で、海外ではダイバーシティの高い組織が経済面で優れたパフォーマンスを発揮することがデータで証明されています。このような状況を鋭く見据えたYazawa Venturesは、Diversity Drive the Innovationプロジェクトを通じて日本におけるダイバーシティ推進に取り組む決意を新たにしています。

ジーズアカデミーとの連携

ジーズアカデミー代表の児玉浩康氏は、同校が2015年に開校以来、矢澤氏とともに多くの起業家を育成してきたことを語ります。2021年には、日本のスタートアップ環境も成熟を迎え、多様な価値観に基づくビジネスモデルやプロダクトが求められています。今回の連携によって、より多くの女性起業家が誕生し、それぞれのユニークな視点を活かしながら市場での存在感を高めることが期待されています。

Yazawa Venturesの特徴

Yazawa Venturesは、「働く」が変わることをテーマにしたスタートアップへ投資する独立系シード特化型のベンチャーキャピタルファンドです。主な投資領域には、企業内でのデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務効率化、また個人の多様な活躍を促進するスタートアップが含まれます。さらには、ヘルスケアや教育といった基本的なニーズの充実にも注力し、特に女性が社会で活躍するための支援に力を入れています。

Yazawa Venturesは、年齢や性別にとらわれず、日本の経済活性化に貢献するダイバーシティ性の高い社会を目指す企業への投資と支援を強化していくことで、世の中の変革を加速させることを目指しています。

このように、Yazawa Venturesのプロジェクトは、女性起業家支援の新たなカタチを提示しており、今後の展開が非常に楽しみです。

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