測量CADシステム「TREND-ONE」とDJIドローンの連携強化で建設業界に革新！

測量CADシステム「TREND-ONE」の進化

測量業界に革命をもたらすシステム「TREND-ONE」が、DJI社のドローンとのデータ連携をさらに強化しました。従来は、ウェイポイントと飛行高度の設定だけにしか対応していなかった連携機能が、最新のアップデートで大幅に進化しました。これにより、建設業界向けの支援体制が今まで以上に充実しました。

新しく加わった機能

今回のアップデートでは、以下の新機能が追加されました：

1. 離陸地点の指定
2. UAVの機首方向の制御
3. ジンバルピッチの調整
4. ウェイポイントアクションの設定

これらの新機能により、ユーザーはより細やかな飛行計画を立てることができ、現場での測量作業を効率化することが可能になりました。特に、ジンバルピッチの制御は、カメラの角度を調整することで、より高精度のデータを取得可能にします。

DJI社との連携によるメリット

DJI社は、UAV測量分野で圧倒的なシェアを誇っています。そのため、「TREND-ONE」との連携強化は、建設業界全体に対して幅広い支援を提供することを意味します。これにより、測量作業の精度が向上し、プロジェクトの効率性が高まることでしょう。

連携の実施例

具体的には、飛行計画をDJI社の飛行制御アプリに連携させることができ、実際の測量現場での運用がよりスムーズになります。また、ユーザーは各種設定を簡単に調整できるため、現場のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。

リリースと価格

「TREND-ONE」の最新バージョンは、2019年11月19日にリリースされました。バージョン3の測量CADシステムは、税抜価格で450,000円、UAV/TLS計画作成のオプションは300,000円となっています。これらの価格を考慮しても、新機能の追加による効用と価値は非常に高いものと言えます。