秋の訪れを感じる丹波焼陶器まつりの魅力を探る

丹波焼陶器まつり秋の郷めぐりの魅力

兵庫県丹波篠山で、毎年恒例の「丹波焼陶器まつり秋の郷めぐり」が開催されます。このイベントは2023年10月5日から10月22日までの期間中、約50軒の窯元が参加し、それぞれの魅力あふれる陶器を特別価格で提供します。

さまざまな催し物

このまつりでは、特別価格での販売や掘り出し物市の他、実際に陶器作りを体験できるろくろ体験が用意されています。つくり手と直接話しながら自分のお気に入りの器を見つけることができるので、より一層愛着が湧くことでしょう。また、毎週土曜日には「土曜うつわ市・土曜マルシェ」が開催され、丹波伝統工芸公園立杭陶の郷の園内に出店している窯元の作風を見比べながら、実際に手に取って選ぶ楽しさを味わえます。

地元の味も一緒に

土曜マルシェでは、器の販売に加えて、地元の飲食や農産物のブースもあるため、丹波篠山の秋の味覚を一緒に堪能することができます。期間中の特別な体験として、例えば、窯の中から出てくる新しい器と共に、丹波の秋の味覚を楽しむことができるのです。

チャリティーオークションなどのイベント

さらに50軒の窯元の作品が落札できるチャリティーオークションや、平日限定のクーポン券、豪華景品が当たる宝くじ、街角コンサートなども開催されます。これらのイベントは多くの方々に楽しんでいただける内容となっており、家族連れでも十分に楽しむことが可能です。詳しい情報は公式サイトで案内されていますので、事前にチェックしておきましょう。

丹波焼の歴史

丹波焼は、平安時代の末期から鎌倉時代初期にかけて発祥した、日本を代表する陶器の一つです。兵庫県丹波篠山市今田町立杭周辺で作られ、約850年の歴史を有しています。その素朴で温かみのあるデザインは、暮らしの中で多くの人に愛され続けています。丹波焼は「日本六古窯」の一つとして日本遺産にも認定されており、その価値は高く評価されています。