医療業界へ進出を目指す「デリサポ」とは？クラウドロジスティクスシステムの新たな挑戦

クラウドシステム「デリサポ」で業務改革を

最近、サプライヤ業界向けの新しいクラウドロジスティクスシステム「デリサポ」のα版が完成しました。このシステムは、サプライヤ、配送業者、クライアントを直接つなげるものであり、特にリネンサプライ業者向けに設計されています。医療業界への進出を目指し、現在はテスト導入先の募集が行われています。

デリサポとは？

「デリサポ」は、手書き伝票でのヒューマンエラーを削減し、運送業務の効率化を実現するシステムです。従来の手法では、配達時に書かれた伝票を持ち帰り、事務職がその内容を入力するため、多くのミスが発生していました。その点、デリサポでは、納品時に電子サインを使用することで、リアルタイムで納品状況を管理可能にしました。これによりペーパーレス化を促進し、効率的な業務運営が実現します。

また、サプライヤの在庫管理もこのシステムで行えるように設計が進められています。これにより、在庫の過剰や不足が回避でき、経営の透明性が向上します。

こんなニーズに応える

デリサポは、特に以下のようなお悩みを持つ方々のために開発されています。

- 手書きの伝票や入力ミスが頻発する。
- 在庫の管理が不透明で、過剰または不足が発生する。
- 会計ソフトへのデータ入力に多くの手間を取られている。
- 配達物の数量確認に手間がかかる。

このシステムを導入することで、社員数が数名程度の中小企業でも年間100万円単位での業務改善や効率化を実現することが期待されています。

デリサポの主要機能

- 注文数の確認: 配送ルートごとに1日の注文数を一覧表示し、効率的な積荷と配送を実現。
- 納品管理の電子化: 納品書をペーパーレス化し、紛失リスクが軽減されます。
- 顧客情報の一括管理: クライアントの情報をまとめて管理し、業務の確認が簡単になります。
- 予算対比・伸長率管理: クライアント毎の前年対比を管理し、営業や経営管理に役立ちます。
- csvデータの取り込み: 会計ソフトとの連携をスムーズにし、全売上の一括入力が可能になります。

新機能としては、ホテルや商品ごとの売上予測も可能になる予定で、過剰在庫のリスクを回避する手助けをします。

今後の展開

現在、デリサポはリネンサプライ業者を対象にα版テストを進めていますが、クライアントのフィードバックをもとに改善を重ね、β版へと進化させる計画です。テスト導入に参加する医療品サプライヤーには、2ヶ月間の無料トライアルが提供されるため、この機会にぜひお試しください。

デリバリーサポートシステム株式会社では、テスト導入に関する問い合わせも受け付けています。手書き伝票からの脱却を目指す全てのサプライヤー様、ぜひ「デリサポ」を活用して業務の効率化を図ってください。