空飛ぶクルマ社会実装へ前進!SkyDriveが北米最大手の航空機整備会社と業務提携
株式会社SkyDriveは、北米最大手の航空機MRO会社であるFEAM Aero社と、空飛ぶクルマの開発およびドローン関連サービスの提供に関する業務提携を行いました。この提携により、両社は米国市場における空飛ぶクルマの社会実装に向けた取り組みを加速させます。
SkyDriveは、2023年に米国に子会社を設立し、現地での運航開始に向けて準備を進めてきました。FEAM Aeroは、米国やヨーロッパなど世界52カ所に拠点を持つ、航空機整備のリーディングカンパニーです。年間13万便以上のフライトをサポートする実績を持つFEAM Aeroは、次世代の航空機として空飛ぶクルマに期待を寄せており、SkyDriveの取り組みが、その未来への可能性を感じさせたと言えます。
今回の提携を通じて、両社は空飛ぶクルマの保守・メンテナンス体制の構築、ユースケースの開発、既存の航空システムへの円滑な統合など、さまざまな取り組みを進めていきます。特に、FEAM Aeroの豊富な経験と専門知識を活かし、空飛ぶクルマを地域空港を起点としたルートで、多様なユースケースに組み込み、社会実装を実現していくことを目指しています。
SkyDrive代表取締役CEO 福澤知浩氏は、「FEAM Aeroとの提携は、当社が開発する空飛ぶクルマの保守・機体メンテナンス体制の構築にとって重要な一歩であり、米国市場での社会実装に向けた大きな進展となります。本提携により、新たなユースケースのモデル化、米国地方空港での既存交通システムへの円滑な統合を成功させると確信しています」と述べています。
FEAM Aero社長 カム・マーフィー氏は、「本提携は、FEAM Aeroが次世代航空モビリティ産業での役割を拡大する上で重要なマイルストーンとなります。私たちは、空飛ぶクルマの技術によって革命が起こると信じています。SkyDriveとの協力は、FEAM Aeroのイノベーションに対する取り組みと、航空機メンテナンスにおけるリーダーシップを示しています。メンテナンスにおける私たちの専門性と、SkyDriveが描く地域内での革新的な空の移動のアプローチを組み合わせ、次世代の航空業界をリードする最良のエコシステムを構築していきます」とコメントしています。
SkyDriveとFEAM Aeroの連携は、空飛ぶクルマの社会実装に向けた大きな一歩と言えるでしょう。両社の協力により、空飛ぶクルマがより身近な存在となり、人々の移動手段を大きく変える未来が期待されます。