紀伊路プロジェクトが始動!音楽とアートで現代に息づく旅の軌跡
株式会社ユニスト・ホールディングスは、2024年7月より音楽家・高橋英明氏と写真家・GOTO AKI氏を特命顧問に迎え、「紀伊路SCAPE」プロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、大阪から熊野へ向かう古道「紀伊路」を現代によみがえらせ、人々がその魅力を再発見できるようにするものです。
紀伊路復活の背景
「紀伊路」とは、平安時代からの歴史を保持し、多くの人々が熊野詣に赴いた道でもあります。ユニスト・ホールディングスは、この道に新たな宿泊施設や飲食サービスを設け、歴史を感じながら安心して歩ける環境を整備していくことを目指しています。約300kmにわたる道を10日間かけて楽しむことができる旅のスタイルが提案される予定です。
プロジェクトの魅力は、単に道を復活させるだけでなく、文化的な体験やアルネジックな美しさを通じて参加者の心に残るものを提供する点にあります。高橋英明氏はこの取り組みを「体験を通じて感じるもの」と表現し、深いメッセージ性を持たせることの重要性を強調しました。
高橋英明氏の音楽的背景
高橋英明氏は音楽活動を数十年にわたり展開してきました。多様なアプローチで音楽を作り上げ、特にメディアアート作品では「hour blink」や「The Hole」など、独自の作品を生み出しています。さらに、チームラボとのコラボレーションもあり、視覚的要素に音楽を融合させた革新的な作品を世に送り出しています。
「紀伊路SCAPE」プロジェクトに関わることになった経緯について、高橋氏は「自然とともにこのプロジェクトに向き合い、そのスケールと時間の流れを楽しんでいきたい」と述べ、プロジェクトへの期待を語っています。
GOTO AKI氏の写真家としての視点
GOTO AKI氏は、これまで56カ国を巡りながら多くの写真を撮影してきた経験を持つ写真家であり、自然や文化をテーマにした作品で知られています。彼は「紀伊路SCAPE」プロジェクトに携わることになり、自らの感情や体験を通じて、観る人々に新たな視覚的刺激を提供したいと考えています。
「紀伊路」を巡る旅での自身の身体的な変化や感情の変遷を写真で捉えることで、より豊かな視覚体験を届けることに情熱を注ぐGOTO AKI氏。彼はプロジェクトを通じて、異なる分野の専門家との連携を深め、「映像言語」を通じてこのプロジェクトを世界に発信することを楽しみにしています。
未来への展望
「紀伊路SCAPE」プロジェクトは、歴史を重んじるだけでなく、現代的な旅のスタイルを提示することで、多くの人々に新たな発見と体験をもたらすことを目指しています。この取り組みが成功することで、古道「紀伊路」の魅力が再認識され、持続可能な観光地としての成長が期待されるでしょう。高橋氏とGOTO氏の新たな挑戦に、ぜひご注目ください。
このプロジェクトを通じて、参加者一人ひとりが自身の旅を振り返り、心の奥深くに響く体験を得ることができることを、私たちは願っています。