GENDAが音通を買収、カラオケ市場の拡大に向けて
株式会社GENDA(東京都港区)が、公開買付けを経て、株式会社音通(大阪市北区)の株式72.92%を取得したことを発表しました。このTOBは2024年8月13日をもって終了し、音通はGENDAグループの一員となります。これにより、GENDAはカラオケ事業の協業を加速させ、エンターテインメントのネットワークを一層強化する意向です。
この買収によって、GENDAグループの一部であるカラオケBanBanを運営する株式会社シン・コーポレーションが音通との協業を展開し、カラオケ機器の導入や更新を推進することが期待されています。特にナイト市場でのカラオケ機器の設備年数の若返りを図り、成熟期を迎えたカラオケ市場においてさらなる営業エリアやネットワークの拡大を目指します。
協業の具体的な展開
今回の提携は、音通の強みを活かしながら、GENDAのカラオケBanBanのサービス向上につながることが期待されます。音通は、1981年に設立されて以来、カラオケ事業において確固たる地位を築いてきた企業であり、これまでの経験と技術力をGENDAに提供することにより、両社のシナジー効果が生まれるでしょう。
具体的には、音通が持つ豊富なカラオケ機器の取り扱いや流通ノウハウと、GENDAの全国に広がるお店ネットワークを統合することで、顧客へのアプローチを効率化し、満足度の高いサービスを提供することが可能になります。これにより、来店するお客様に新たなエンターテイメント体験を提供し、カラオケ業界全体の活性化を図りたいと考えています。
GENDAの目指す未来
GENDAは「世界中の人々の人生をより楽しく」というビジョンを掲げており、エンターテイメント市場でのネットワークを一層強固にすることを目指しています。アミューズメント施設やカラオケチェーン店を中心に、海外展開も進めています。現在、約700店舗のアミューズメント施設やカラオケ店舗、さらに1,200箇所のミニロケを運営しており、日本国内はもちろん、海外にも展開しています。
音通との協業は、今後の成長戦略の一環として位置づけられ、さらなるM&A活動も視野に入れています。GENDAは、エンターテインメントの総量を増やすことで、多くの人々に笑顔を届けていく方針です。
申し送り
詳細な情報は、GENDAの公式ウェブサイトやプレスリリースをご覧ください。今後もGENDAは、音通との連携を深めることで、カラオケ事業を含むエンターテイメント分野でのリーダーシップを確立し続けるでしょう。この新たな取り組みに、業界の注目が集まっています。