SOZONEXT、アリババグループ「Fliggy」と業務提携し新ブランド立ち上げ

株式会社SOZONEXTと小猪（シャオジュ）の提携

株式会社SOZONEXT（本社：東京都）は、アリババグループのOTA「Fliggy」傘下である中国の民泊プラットフォーム小猪（シャオジュ）と戦略的なパートナーシップを結び、新ブランド「AKATSUKI」を立ち上げました。この提携は、日本市場における宿泊施設の運営管理を高度化し、高品質な物件の運営を拡大することを目指しています。

インバウンド観光客の急増と市場の活況

近年、日本へのインバウンド観光客数は飛躍的に増加しており、ホテルや民泊、その他の宿泊事業に対する投資が活発になっています。特に、利回りの高い宿泊事業に対する需要が高まり、国内外からの投資家たちが注目する分野となっています。このトレンドを背景に、SOZONEXTは新たな宿泊管理サービスを展開し、市場の成長機会を捉える戦略を持っています。

「STARRY」とデジタルトランスフォーメーション

SOZONEXTは、自社開発の「STARRY」パッケージを通じて、デジタルトランスフォーメーション（DX）とIoT技術を活用したソリューションを提供しています。「STARRY」は、物件の効率的な運用や省人化、エネルギー管理を可能にする各種機能を備えています。これにより、宿泊施設は、運営コストを削減しつつ、効率的な管理を実現することが可能となります。

地域活性化に向けた取り組み

今回の提携により、SOZONEXTは、日本国内の宿泊施設の多様化を促進するとともに、地域経済の活性化を目指しています。特に、地方の観光資源を活用し、宿泊施設の管理を強化することで、その地域独自の魅力を引き出すことに寄与したいと考えています。

小猪（シャオジュ）のグローバル展開

小猪（シャオジュ）は、5000万人以上のアクティブユーザーを持ち、710都市以上で80万件以上の物件を運営する、中国有数の民泊プラットフォームです。CEOの王連涛（オウレントウ）氏は、「日本市場において宿泊施設の管理を進化させ、インバウンド観光客にとっての魅力的な宿泊体験を提供することを目指します」とコメントしています。

未来の展望

SOZONEXTは、今後も「AKATSUKI」を通じて高品質な宿泊物件を提供し、日本国内外の投資家に向けて新たな事業機会を創出することを目指しています。また、地方の宿泊施設にも最新技術を導入し、地域の経済循環を促進させる活動を続けていく予定です。

これにより、インバウンド需要にしっかりと対応し、快適で安全な宿泊体験を提供することに貢献したいと思います。日本が注目される観光地である限り、その宿泊業界は進化し続けるでしょう。