ACCELStarsの資金調達
2024-11-29 11:37:05

東京大学発のACCELStarsが睡眠テック事業に革命的資金調達を実施

ACCELStarsがシリーズAで資金調達を成功させた背景



最近、福岡県久留米市を拠点とする株式会社ACCELStarsがシリーズAの一環として10.9億円の資金調達を行ったことが発表されました。ACCELStarsは東京大学の研究チームが開発した睡眠分析技術を利用したサービスを展開しており、今回の調達により、総額で16.8億円の資金を集めることに成功しました。事業の成長を支えるこの資金は、AI技術の開発や新たな医療サービスの創出を加速させる重要な役割を果たすことでしょう。

睡眠テック事業の展開


ACCELStarsは「睡眠を解明し、新たな医療を創造する」という理念のもと、メディカル・スリープテック企業として急成長を遂げています。特に、同社が提供する睡眠健康度測定サービス『SLEEP COMPASS』は、生活習慣病予防を目的とした企業向けの支援サービスとして、2023年5月のローンチ以来、多くの企業や自治体に導入されています。これにより、導入事業者数はなんと70社に達しました。

また、ACCELStarsは医学研究者や医療機関との共同研究を積極的に進めており、睡眠障害や神経疾患など幅広い領域における研究を通じて、睡眠や健康に関する新しい知見を提供しています。これまでに144件の共同研究が議論され、その中の41件が倫理審査をクリアして実施されています。

資金調達の目的と今後の展望


今回の資金調達の目的として、ACCELStarsは優れた人材の採用や組織力の強化を掲げています。特に、事業推進やAIアルゴリズム開発に向けた投資が重要なポイントです。新たなマーケティングや営業戦略を強化し、大手企業や医療機関との連携を深めることで、さらなる成長を目指しています。

また、ACCELStarsは中枢神経のデジタルバイオマーカーを活用し、新たな医療機器やサービスの開発にも着手しています。これらの取り組みを通じて、ACCELStarsは日本国内の睡眠健康市場を拡大し、メディカル・スリープテックの先駆者としての地位を確立することを目指しています。

出資者の期待


出資者たちもACCELStarsの事業に強い期待を寄せています。株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズの松永将幸氏は、「ACCELStarsの技術が企業や医療機関にとって有益であると確信している」と述べており、三井住友信託銀行の穴繁康氏も「睡眠習慣の改善は社会的な課題」として、ACCELStarsの取り組みに資金提供を決心しました。

さらに、鈴与株式会社の鈴木社長や住友生命の藤本常務も、それぞれの分野でACCELStarsとの協業を通じて、健康で豊かな生活の実現に期待を寄せています。

ACCELStarsの未来に向けて


ACCELStarsの代表取締役CEO宮原禎氏は、今回の資金調達が自社の成長を加速させ、睡眠医療や予防医療の新たな事業領域を切り開くチャンスであると語っています。

今後も同社は睡眠に関する独自の技術を駆使して、より健康で快適な生活を提供するサービスを展開し続けることでしょう。ACCELStarsの今後の活動から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社ACCELStars
住所
福岡県久留米市百年公園1番1号
電話番号

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