福知山市が進めるAIの業務活用
京都府福知山市では、生成AIの導入が進んでおり、2026年3月にPolimill株式会社が提供する「QommonsAI」の活用研修が行われました。この研修は、福知山市の職員を対象にしたもので、参加者の約70%がすでにAIを利用した経験があったとのことです。これにより、福知山市はAIの業務活用において高い意欲を示しています。
研修の実施概要
今回の研修は、初級編として行われ、事務職員だけでなく技師や消防の専門職も参加しました。研修内容は、参加者からのリクエストに応じてカスタマイズされており、AIの文章作成から、もっと進んだデータ分析への移行を目指しています。研修では、実際にアンケート回答データを解析し、報告書を作成する一連の過程を実演しました。このような内容は、日常業務との関連性が高く、参加者からは好評を得ました。
参加者の反応
研修中には、参加者から多くのポジティブな反応が寄せられました。「AIに指示を出すのがLINEで友人とやり取りする感覚だとは思わなかった」といった声があったように、AIへの心理的ハードルが大きく下がったことが確認されました。また、「同じチャット内でモデルを切り替えられるとは知らなかった」という意見や、「アンケート分析から報告書までを一貫して行えるのは画期的」という驚きも見られました。
休憩時間には、実践した内容を即座に実務に応用しようとする姿勢があり、「AIを使って総合計画を作成できないか」という相談も寄せられるなど、職員同士の交流が生まれていました。また、参加者の中からは「フォルダ管理機能があればより使いやすい」などの具体的な要望が挙げられ、現場のニーズが反映されました。
自治体の意欲
福知山市では、研修の実施前に「難易度を上げてほしい」とのリクエストを受けており、これがいかにこの自治体が生成AIに対して高い関心と意欲を持っているかを示しています。特に、様々な専門職が集まり、生成AIの活用に対する強い意志を持っていることが感じられました。職員たちは隣同士で生成した結果を比較しながら議論する姿が見受けられ、これが「学びの場」であると同時に「職員同士の交流の場」となっていました。
展望と今後の研修
研修を受けた職員からは、次年度の実施やさらなるレベルアップ研修の要望が多く寄せられました。福知山市は「文章作成」を超えて「データ分析・政策立案」へのステージを引き上げる意欲を示しています。今後の研修プログラムでは、より高度な内容が提供されることでしょう。
QommonsAIについて
Polimill株式会社の提供する「QommonsAI」は、数千万件に及ぶデータを基に自治体の課題解決を支援する生成AIです。福知山市のように全国700以上の自治体で活用されており、政策立案や広報業務など多岐にわたって導入されています。今後も、AIの導入が進むことで、行政業務がより効率化されることが期待されます。
公式サイトでは、QommonsAIに関する詳細情報やお問い合わせが可能です。