位置プラスの進捗管理アプリがリニューアル
株式会社朝日興産と竹中工務店は、2024年の建設業界に迫る課題を解決すべく、進捗管理アプリ「位置プラス」を大幅にリニューアルしました。新しいこのアプリは、作業者の手間を削減し、多くの機能を追加することで、リアルタイムでの情報共有が実現しています。
進捗管理を簡単に
アプリは、建築工事現場において、作業者がスマートフォンを使って工事の進捗や実績を簡単に登録することができます。これにより、進捗表や進捗図、進捗線などの管理図表を瞬時に作成し、関係者同士がリアルタイムで情報を共有することが可能です。これまでに、200以上の現場で導入された実績があり、若手工事管理者の手間を平均47%も削減する効果も報告されています。
新機能の特徴
1. 進捗線のブロック矢印形式への変更
新たに進捗線がブロック矢印形式に変更され、視覚的に進捗状況を把握しやすくなりました。これにより、どの作業が遅れているかが一目でわかるようになり、管理の効率が向上しました。
2. 出来高集計・出力機能の追加
作業者が登録した進捗データをもとに、月ごとに作業別または協力会社別にエクセルで出力できる機能が追加されました。これにより、請求のタイミングに合わせた集計が可能になり、業務の手間を大幅に削減することができます。
3. 作業予定日管理機能
各部屋や部位について、開始日と完了日を設定でき、遅れが発生した際にはアイコンで通知されます。これにより、作業の遅れを迅速に把握でき、フォローアップがしやすくなりました。
4. PDF登録・閲覧機能
任意のPDF資料を部屋や部位に登録できるようになり、複雑な工事の進捗管理にも対応します。マンションや病院などの新築工事においても、詳細な情報を一元管理できます。
5. スマートフォン向け画面の改良
作業者が利用する画面についても多くのユーザビリティ改善が行われ、直感的に使いやすくなりました。少ないクリック数で登録や閲覧が可能です。
今後の展望
両社は、ユーザーからのフィードバックを受けて、定期的な改善を行う方針です。位置プラスシリーズを通じて、建設現場の業務効率を高め、2024年問題に立ち向かう姿勢を常に持ち続けています。
詳細情報
位置プラスシリーズに関する詳しい情報は、
位置プラスサービスサイトを参照してください。また、報道関係の問い合わせは、株式会社朝日興産のIoT推進事業部までご連絡ください。