NOKの最新技術展
2025-05-07 13:29:11

NOKが人とくるまのテクノロジー展2025 YOKOHAMAに出展し最新技術を披露

NOK株式会社は、2025年5月21日から23日まで、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて開催される「人とくるまのテクノロジー展 2025 YOKOHAMA」に出展します。このイベントでは、進化するモビリティのニーズに応えるため、NOKグループの新しい取り組みとして、電動車向けの新製品を5点初公開する予定です。

ブースではまず、耐トラッキング性ゴムが紹介されます。この新規開発品は、高電圧環境におけるトラッキング現象を抑制する優れた特性を持ち、JIS規格で最も高いCTI(比較トラッキング指数)600を満たしています。さまざまな形状に加工でき、インバータやモーター周辺の省スペース化や部品点数の削減が実現可能です。さらに、用途に応じて耐水性や耐油性を有するゴムに変更することも可能です。

次に、高速両回転用オイルシールの新製品が登場します。このオイルシールは、正回転と逆回転の両方で50m/秒という高周速条件下でも優れたシール性を保ちます。「VFネジ」を採用した設計により、摩耗しても高いシール性を維持し、電動車やロボットモーターに最適です。

また、回転用低トルク低リークシールリングも注目です。油供給用の深い溝を持ち、トルクを約70%、リークを約半分に低減する設計で、自動変速機などに適しています。

アルミ腐食対策用シール「RUSTECTOR」コーティングも新たに発表されます。この製品は、アルミニウム筐体の表面を封じることによって耐腐食性を向上させます。さらに、ガスケットの種類として、ラバーと「ソフトメタル」の二つが提案されています。

多流路切換弁用シールは、高いシール性と低トルクを兼ね備え、効率的な流路切り替えを実現します。この製品は、周辺部品を削減し、エネルギーを効率的に利用するために設計されています。

最後に、熱マネジメント部材の「QLEASEシリーズ」を紹介。高放熱性と高耐熱性を持つ熱伝導部材や、絶縁熱伝導樹脂など、様々な形状で熱マネジメントのニーズに応えます。

本展示では、NOKの「Essential Core Manufacturing」を掲げ、未来の安全で快適なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを紹介します。NOKのブースは、N05に位置しており、来場者には最新のモビリティ技術の進展を体験する貴重な機会となるでしょう。是非、多くの方々にお越しいただき、NOKの革新を実感していただきたいと思います。なお、今展の詳細な情報は公式Webサイトにてご確認ください。会場までのアクセスは、みなとみらい線「みなとみらい」駅から徒歩約5分、JR横浜線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅から徒歩約12分です。


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会社情報

会社名
NOK株式会社
住所
東京都港区芝大門1丁目12番15号
電話番号
03-5405-6372

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