パリ五輪 陸上競技 結団式
2024-07-16 12:59:39

TEAM JAPAN(陸上競技)パリ五輪に向け結団式!飯塚翔太主将が語る4度目のオリンピックへの決意

いよいよ3週間後に迫ったパリ五輪。陸上競技TEAM JAPANの結団式が7月12日に行われ、選手・役員85名がオンラインで集結し、大会への士気を高めた。

式典では、日本選手団監督の山崎一彦強化委員長が「集団にならずとも結束力があり、実力発揮ができるチームをつくろう」と呼びかけ、選手たちは「全身全霊で競技会に臨む」と意気込みを語った。

男子主将を務める飯塚翔太選手(ミズノ、男子200m代表)は、4回目の五輪出場となる感慨を語りつつ、「若い世代の選手たちに交じらせてもらっている」という謙虚な姿勢を見せた。主将としての役割については、「みんなを引っ張っていくという意識はあまりないが、選手全員がやりやすいような、フラットな雰囲気が、自然に出せたらなと思っている」と、チームをまとめることを誓った。

女子主将の北口榛花選手(JAL、女子やり投代表)は、ダイヤモンドリーグ・モナコ大会出場のため、オンラインでの参加となったが、動画メッセージで「決勝で悔しい思いをした東京大会から3年。決勝進出から金メダルまで、確実にステップしてきたので、(パリでは)メダル獲得を目標に、オリンピック本番まで試合を重ねながら仕上げていき、本番でまた歴史を塗り替えたい」と力強い決意表明を行った。

尾縣貢日本陸連会長は、選手たちに向けて「自己実現の場だと思ってほしい。皆さんがひたむきに頑張る、すべての力を出しきる姿を見て、多くの人たちは何かを感じてくれる」と激励。選手たちの努力を称え、サポートしてくれる関係者への感謝を表明した。

結団式では、選手団への激励の動画が上映され、陸上ファンや関係者からの応援メッセージが選手たちを力づけた。

飯塚選手は、オンライン取材に対し、「オリンピックがいよいよスタートするんだな」と改めて実感したことを明かし、「選手と顔を合わせたことで、より実感が湧いてきて、『これから戦いに行くんだ』という気持ちが強まった」と語った。

また、オリンピックならではの海外選手との交流について、「世界選手権よりもある。僕自身も、4年に1回のタイミングで海外の友達や顔見知りが増えて、そのことによって『次のオリンピックでまた会いたい』という気持ちになったり、その選手の国に行くことになったり、という経験をしてきた」と、陸上競技を通して得られた貴重な経験を語った。

パリ五輪は、コロナ禍が明けて初めての開催となる。飯塚選手は、「お客さんがたくさんいるなかで走ることになるのは、すごく楽しみだし、選手全員がそれを嬉しく思っている」と、観客の熱気を肌で感じられることを楽しみにしている様子を見せた。

パリ五輪は、7月26日に開幕し、陸上競技は8月1日から11日にかけて行われる。日本陸連は、公式ホームページ内に特設サイトをオープンし、TEAM JAPANの活躍に関する情報や、選手への応援メッセージを募集している。


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会社情報

会社名
公益財団法人日本陸上競技連盟
住所
東京都新宿区霞ヶ丘町4-2JAPAN SPORT OLYMPIC SQUARE 9階
電話番号
050-1746-8410

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