新たなライブ体験を提供するマッチングサービス『Livemate（β版）』の誕生

新しいライブ体験をサポートする『Livemate（β版）』

2025年9月25日、株式会社Sairaが新たに『Livemate（β版）』というライブ同行者マッチングサービスを正式に公開しました。このサービスは、公式サイト（Livemate）からアクセス可能で、一人でのライブ参戦に不安を抱くファンや、余ったチケットを誰かに譲りたい人々に向けた、安心で便利なプラットフォームを提供します。

サービスの背景

「人気のアーティストのライブに参加したいが、一緒に行く仲間がいない」「余ったチケットを誰かに使ってもらいたい」—ライブファンの間でこうした課題は非常に一般的です。ライブは、共に感動や興奮を分かち合うことで、心に残る特別な体験となります。しかしながら、SNSを利用して同行者を募集する場合、見知らぬ相手とのやり取りに不安を感じたり、投稿が流れてしまって見つけにくいという問題があります。

現在、ライブ市場は年々拡大を続けています。一般社団法人コンサートプロモーターズ協会（ACPC）の調査によれば、2024年の総公演数は34,251本に達し、59,389,784人がライブに参加したとされています。このように参加ニーズが高まる反面、安心して同行者を見つけるための仕組みが整っていないのが現状です。

Livemateの特徴

『Livemate（β版）』はこのようなライブファンのニーズに応えるために設計された、先進的なマッチングサービスです。主な特徴としては、次の6つの機能があります。

1. 簡単募集: 投稿テンプレートを使って、数分内に座席情報、人数、条件などを簡潔に入力できます。
2. すぐ応募: キーワードや日付、アーティスト名で素早く同行者を見つけ、安心して応募できます。
3. DMでスムーズ調整: イベント毎や個別のダイレクトメッセージ機能で情報を整理し、連絡漏れを防ぎます。
4. 好きなアーティスト検索: アーティストの専用ページで関連イベントが一目で確認できます。
5. 本人確認: 認証及び本人確認フローを導入し、安全なマッチングを保証します。
6. 有料プラン: Stripeを通じたサブスクリプションで、プレミアム機能や投稿スペースを拡張することができます。

これらの機能により、ユーザーは自分のニーズに合った同行者を安全に見つけ、より豊かなライブ体験を享受できます。

今後の展望

『Livemate（β版）』は、ユーザーからのフィードバックを基に改善を続け、正式版への移行を目指しています。将来的には、アーティスト公式ファンクラブやイベント運営企業との提携も視野に入れており、ライブ文化をより安心して楽しめる環境を整えていく予定です。

株式会社Sairaの代表取締役、佐藤遼河氏は「ライブはその瞬間にしか体験できない貴重なものであり、多くの人とその感動を共有したいと思っています。『Livemate』は、その実現のために開発されました。私たちはユーザーと共にこのサービスを育てていき、より豊かなライブ文化を築いていきたいと考えています」と語っています。