中小企業大学校四国キャンパスの2025年度研修概要
中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)の四国本部は、「中小企業大学校四国キャンパス」の2025年度の研修計画を発表しました。今日から受講の受付が開始されるこのプログラムは、全20講座を提供し、特に中小企業の実践的なニーズに応じたカリキュラムが組まれています。自社の課題解決や人材育成の体系に応じて、個別に選んで受講可能を意識した内容となっています。
研修の特色
四国地域では、ロワー・ミドルマネジメント層に向けたマネジメントスキル研修や、財務・会計分野に特化した講座が昨年も人気を博しました。さらに、最近の経済環境に対応すべく新設された7本のコースが豊富にラインナップされています。企業の人材確保や、デジタルトランスフォーメーション(DX)、IT活用、価格転嫁対策など、グローバルなトレンドに基づいた内容が特に注目されています。
実践的な学び
座学だけではなく、演習や行動計画の発表を行い、実践的なスキルの習得を目指します。これにより参加者は、受講後すぐに業務に役立つ知識や技術を身につけることが可能になります。実務経験豊富な講師陣がサポートし、受講者同士の対話を通じて新たな気づきを得られる環境が整えられています。
研修内容の詳細
2025年度の研修プログラムには、以下のような多様なコースが含まれます。
- - 階層別研修:新任管理者・中堅管理者・次世代リーダー向け
- - 組織マネジメント:リーダーシップ、コミュニケーション、問題解決
- - 経営戦略:原価管理、売値設定、DX・IT活用
- - 人事・組織:人材の採用、定着、人材育成
- - 財務管理:決算書の読み方入門
- - 営業マーケティング:営業戦略、提案営業手法
- - 生産管理:在庫管理手法、5Sの定着化
各講座は自社の課題や人材育成体系に合わせて選ぶことができ、幅広い視点からの学びが期待できます。特に、直接的な実務に結びつく内容は、受講の役立ち度が98.2%という高い評価を得ています。
お申込み方法
参加希望者は、公式ウェブサイトから直接お申し込みが可能です。詳細情報や研修ガイドは、中小企業大学校四国キャンパスのウェブサイトにてご確認ください。
公式サイトはこちらから:
中小企業大学校四国キャンパス
終わりに
中小企業大学校四国キャンパスは、四国地域の中小企業の成長を促進するために、2019年に設立されました。全国規模での研修に加え、地域特性に即したオリジナルの研修も提供しています。中小企業の持続的な成長を支えるため、今後も多様な研修を展開してまいります。