賃貸保証の未来を切り開くJIDの30年
賃貸保証の概念がまだ一般的ではなかった1980年代後半、創業者の井坂泰志氏は、住まいの選択肢が限られた現実に疑問を抱きました。増え続ける賃貸市場の中で、特に外国籍者や特別な事情を抱えた人々が直面する住まいの困難を目の当たりにし、彼は「誰もが安心して暮らせる社会を実現したい」との強い想いを抱くようになりました。その思いをもとに1995年に「日本賃貸保証株式会社」(JID)を設立し、賃貸保証ビジネスをスタート。これまでの30年間、JIDは借り手を務めた人物の背景に寄り添いながら、さまざまな保証サービスを提供してきました。
創業からの軌跡
JIDの創業当初は、パイオニアとしての孤独な挑戦が続きました。「誰もが保証人になれるわけではない」という常識の中で、あえて“赤の他人の保証人になる”というビジネスモデルを立ち上げることは簡単ではありませんでした。しかし、井坂氏は「滞納しないすべての人に保証を提供したい」という信念を胸に、着実に顧客との信頼を築いていきました。当初は月7件だった契約数は、10年後には月数万件へと拡大し、徐々に事業は軌道に乗り、ようやく7年目には黒字化を達成しました。この成長の背後には、創業者が掲げた「仕事や国籍、家庭環境に関わらず『安心して暮らせる社会』をつくる」という基本的な問いが存在しています。
新たな挑戦と未来への展望
創業30周年の節目を迎え、JIDは新しい本社として木更津駅西口に「THE Rejuve Port KISARAZU」を開設しました。この新しい拠点は地域活性化への強い願いを込めて設計され、社員の働きやすさや防災機能にも配慮されています。これからの30年を見据え、JIDはさらなるサービスの充実を図り、木更津市をはじめとする地域社会への貢献を続ける決意です。
地元の皆様への感謝の意を込めて、新社屋での「餅まき」イベントも行い、地域とのつながりを深めています。
JIDの使命と未来への取り組み
代表取締役の梅田真理子氏は「保証とは、単なる契約ではなく、人と人との「信頼」である」と断言します。これからの30年に向け、JIDは“人のぬくもりが届く保証”をもっと当たり前の存在にし、「選んでよかった」と思っていただけるよう努力していくと述べています。この考え方は、JIDにとっての使命であり、今後の展望を支える大きな柱となっています。
30周年を記念した取り組み
- - 30周年記念ロゴの発表
- - JIDアプリ プレゼントキャンペーン(2025年7月予定)
- - 30周年特設サイトの開設(2025年11月予定)
これからも、JIDは安心して暮らせる社会の実現を目指し、皆様の生活に寄り添い続けます。私たちと共に新しい時代を切り開いていきましょう。 JIDが提供する多様なサービスを通じて、地域社会との絆を深め、次の30年へと続く新たな挑戦に立ち向かっていきます。