泉大津市、子どもたちの食環境の改善に向けた新たな取り組み
泉大津市は、子どもたちの食の環境を支えるための新たな事業『フードリボンプロジェクト』を開始し、一般社団法人ロングスプーン協会との包括連携協定を締結しました。この取り組みは、地域全体で子どもたちの食事を支え、未来を担う世代を育成することを目指しています。早速、8月18日にキックオフイベントを開催し、地域の飲食店も参画が進んでいます。
フードリボンプロジェクトの概要
このプロジェクトでは、飲食店を利用するお客様が、子どもたちの1食分を支援するために300円のリボンを先に購入します。店舗内に掲示されたリボンを、必要な子どもたちが取り、お店の人に渡すことで、実際に1食無料で食事を提供される仕組みです。この取り組みは、空腹の子どもたちを減らすことを目的としており、地域ぐるみで食の支援を行っています。
キックオフイベントの開催
協定締結後、市は飲食店を募集し、地域団体である泉大津西地区活性化委員会が協力して、フードリボンプロジェクトの趣旨を広めるためにエキサイティングなキックオフイベントを実施しました。2024年8月18日(日)、シーパスパークで開催されたこのイベントでは、様々な活動が行われました。
子どもたちは、実際にフードリボンを使った食事体験やワークショップに参加し、楽しみながらプロジェクトへの理解を深めました。また、ロングスプーン協会の理事である大嶋啓介氏の講演や、子どもたちが未来に向けて夢を叫ぶ予祝も実施され、子どもたちの夢が舞い上がる素晴らしい時間となりました。
イベントのタイムスケジュール
- - 10:30 フードリボン体験のスタート
- - 11:30 第1号店オープンセレモニー
- - 13:00 泉大津市長のあいさつ
- - 13:15 ロングスプーン協会会長のあいさつ
- - 13:30 大嶋啓介氏による講演
- - 15:00 未来を叫ぶ予祝の時間
- - 15:30 マジックショーとバルーンパフォーマンス
- - 16:00 第1号店フードリボン食堂の開店
- - 17:00 イベント終了
加盟第1号店の誕生
キックオフイベントにおいて特筆すべきは、フードリボンプロジェクトの加盟第1号店が誕生したことです。市内の蕎麦店がこの日からプロジェクトに参加し、地域の子どもたちを支える拠点となりました。この記念すべきオープンセレモニーには市関係者やロングスプーン協会の代表者が参加し、共にテープカットを行いました。
出店する飲食店も増えることが期待されており、市民と共に子どもたちの笑顔を支える活動が広がっています。泉大津市は、子どもたちの未来のために、今後も様々な支援活動を行っていくことを約束しました。
この『フードリボンプロジェクト』が、地域全体で子どもたちを支え合う輪を広げていくことに期待が寄せられます。ぜひ、皆さんもこの取り組みに参加して、共に地域の食の環境を改善していきましょう。