Autodesk Formaの統合と変革
米国の技術企業、Autodeskは2026年3月25日(日本時間)に、既存のAutodesk Construction Cloudを新たなプラットフォームであるAutodesk Formaに統合することを発表しました。この統合により、設計と施工の作業が一つのクラウド基盤上で管理されるようになり、業界におけるワークフローの効率が飛躍的に向上することが期待されています。
Autodesk Formaとは?
Autodesk Formaは、設計から施工、運用までの一連のプロセスを円滑につなげるAIネイティブなプラットフォームです。昨年のAutodesk University 2025で発表された戦略に則り、建築・エンジニアリング・建設・運用(AECO)業界において、関係者、データ、ワークフローをエンドツーエンドで接続することを目指しています。この新しいアプローチによって、プロジェクトライフサイクル全体を通じて、チームはよりシームレスで継続的な環境でつながることが可能になります。
製品名の変更
Autodesk Construction CloudからAutodesk Formaへの移行に伴い、いくつかの製品名も変更されます。具体的には以下の通りです。
- - Autodesk Docs → Forma Data Management
- - Autodesk BIM Collaborate Pro → Forma Design Collaboration
- - Autodesk Build → Forma Build
- - Autodesk Takeoff → Forma Takeoff
これらの変更は2026年3月25日以降、製品画面やAutodeskのウェブサイトにて反映されます。
既存ユーザーへの影響
今回の発表は主にブランド及びプラットフォームの進化に関するもので、既存のAutodeskユーザーに対しては利用環境に変更や中断をもたらすものではありません。データの移行が不要であり、既存のワークフローやAPI、外部連携、ライセンス形態もそのまま維持されます。また、利用中の各種機能やパフォーマンスにも変更はないため、ユーザーは安心して引き続き使用できるとしています。
共通データ環境の強化
新たにForma Data Managementが共通データ環境(CDE)の役割を担い、企画・設計から施工、運用に至るまでの情報を一元的に接続します。これにより、プロジェクトにおける情報の断片化が軽減され、AECOプロジェクトのライフサイクル全体における素早く確実な意思決定を支援します。
今後の展望
Autodeskは今後数週間以内に、今回の統合に関する関連情報やサポートリソースを順次提供するとしています。更に、設計・施工プロセスをより明確かつ協調的に進めるため、連携と知性を備えたワークフローの提供が進められていくとのことです。
Autodeskについて
1982年に設立されたAutodeskは、米国カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構え、現在約40国で事業を展開しています。サステナブルな建築物や次世代自動車、デジタルファクトリー、エンターテインメントコンテンツなど、テクノロジーによって多岐にわたるものづくりをサポートしています。業界特化型のソリューションを通じて、プロセスの効率化を図り、より良い未来作りに挑戦するすべての創造者を支援しています。
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