加古川市が『地方公務員アワード2021』で受賞！ICT活用の行政サービスに高評価

加古川市が『地方公務員アワード2021』を受賞！

兵庫県加古川市は、「地方公務員が本当にすごい！と思う地方公務員アワード2021」にて、見事な活躍が評価され受賞しました。この賞は、地方公務員の他薦をもとに審査が行われ、さまざまな分野で奮闘している地方公務員たちが表彰される取り組みで、今年で5回目を迎えます。

地方公務員アワードの概要

地方公務員アワードは、警察や消防、福祉といった多様な部門から選ばれた公務員の活躍を称えるイベントです。今年の受賞者は8月16日に発表され、特に加古川市が注目されました。インターネットを直接活用することにより、従来の方法よりも迅速かつ効率的なサービス提供を実現した点が評価されました。

ICTを活用した行政サービス

加古川市は、コロナ禍で多くの市民が困難な状況にある中、ICTツールを駆使して特別定額給付金システムや新型コロナワクチンの予約抽選システムを開発しました。この取り組みは市民からも高く評価され、「非常に申し込みの利便性が高く、スムーズでした」といった声が多数寄せられています。

特別定額給付金システムの構築

特別定額給付金システムは、加古川市独自のもので、わずか1週間で立ち上げられました。マイナンバーを必要とせず、民間のSaaSツールを使用して構築され、市民に申込書の配布が行われ、オンラインでも簡単に申し込むことができる仕組みが整えられました。このようなシステムにより、申込みにかかる負担が軽減されると同時に、給付までの時間も短縮されました。

また、このシステムの進捗状況が市民に届けられる仕組みも導入され、申請状況を確認できるようになっています。他の自治体でもこのシステムが利用されており、県外の市町村でも採用が広がっています。