名古屋発!発達が気になる子のためのセミナー
2026年1月31日、名古屋にて「発達が気になる子がぐんぐん育つ♪子育てセミナー」が開催され、会場とオンラインを合わせて203名の参加者が集まりました。このセミナーは発達科学コミュニケーションマスタートレーナーの今川ホルン氏によるもので、著書『ことばが遅い自閉症児のおうち療育実践編 脳を育てるあそび77』の出版を記念して行われました。
本セミナーは、家庭での具体的な関わり方を学ぶ場として開催され、「まず安心できる関係をつくることが大切」であるとの視点が共有されました。近年、自閉症スペクトラム症(ASD)やその他の発達障害を持つ子どもたちが増加している中、家庭での育児支援の重要性がますます高まっています。
医療機関や療育施設への依存が深刻化する一方で、発達障害のある子どもを持つ親たちが日常の育児で直面する不安や困難は尽きません。特に、ことばの遅れや日常的な関わり方についての苦悩を抱える保護者が多いのが現状です。セミナーではそのような不安を軽減できる具体的なアプローチを提供し、家庭の中で実践できる知識に基づく支援の在り方が議論されました。
また、セミナーでは今川氏の指導を受けた生徒たちによる実践成果の発表もありました。更に、精神科医のさわ氏による特別講演も行われ、子どもが本当に思っていることについての洞察が共有されました。講演では、特に親の言葉掛けや、子どもとの関係構築が子どもの成長に与える影響について一層深く考えさせられる内容でした。
さわ氏は講演中に、子どもに対する不安が強い母親ほど「見ない・待てない・気づかない」傾向があると指摘し、その中で「お母さんがそばで笑ってくれるだけでいい」というメッセージが参加者に共感を呼びました。この言葉に、多くの保護者が自分自身の葛藤や悩みを感じ取り、涙しながら参加する姿が印象的でした。
参加者からは、セミナーを通じて「自分のことを見られているようだった」、「家庭での子どもへの関わり方を見直すきっかけとなった」といったポジティブな感想が寄せられました。このセミナーが示したように、発達支援は専門機関だけに限らず、家庭での実践こそが子どもにとっての安心感を生み出す鍵であると理解されています。
今後も、発達が気になる子どもを持つ親たちが自信を持って育児に臨めるように、家庭でできる取り組みを広め、発達障害の課題解決に向けた活動を続けていくと今川氏は語りました。160文字以内のこのセミナーは、一人ひとりの家庭が大切な支えであることを改めて認識させる貴重な場となりました。
イベント概要
- - イベント名: 発達が気になる子がぐんぐん育つ♪子育てセミナー(出版記念)
- - 日時: 2026年1月31日(土)13:00〜15:00(開場12:30)
- - 会場: TKP名古屋駅前カンファレンスセンター 8階 ホール8A
- - 参加者: 発達が気になる子の保護者:延べ203名
今川ホルンについて
今川ホルン氏は、自閉症の長女を育てる母であり、自身の経験と専門知識を基に多くの保護者の支援に尽力しています。彼女は臨床心理士としての経験を生かし、家庭でのコミュニケーションの在り方を模索しています。彼女の活動は、発達支援に携わる全ての人々に希望を与えるものであり、今後もその影響力は広がっていくことでしょう。