プライドハウス東京が提供する新たなLGBTQ+研修資材
プライドハウス東京が、協賛企業との共同で制作した職場向けLGBTQ+研修資材「アライとしてできることアクティブバイスタンダーになろう!」が無料で公開されました。この資材は、ハラスメントや差別を「見過ごさない」視点を学ぶとともに、アライ(味方)としての行動を実践的に身に付けることを目的としています。
資材の特徴
この研修資材は、職場における不適切な言動、いわゆるマイクロアグレッションに対する適切な対応を学ぶことに重点を置いています。特に、第三者として積極的に関与する「アクティブバイスタンダー」という概念に基づいて構築されています。
実際の企業研修での導入により高い評価を受けており、2025年度には新たな合同企画の一環として実施される予定です。このような実績を受けて、より多くの企業で利用できるよう必要な情報を整理し、無料で一般に公開することとなりました。
研修資材の内容
本研修資材では、職場でのハラスメントや差別を防ぐための知識と行動を学びます。研修内容は以下の要素で構成されています:
- - アライ:LGBTQ+当事者を理解し、支持するための態度や行動
- - アクティブバイスタンダー:不適切な行動をその場で注意することで、安心な職場環境を作るための実行シナリオ
- - マイクロアグレッション:日常的に見過ごされがちな微細な差別の理解
この資材を利用することで、参加者は直接の会話やグループ内での意見交換を通じ、具体的なアクションプランを考えることができます。実際の場面を模したスキットによって、実感を持って学ぶことができるのも特徴的です。参加者同士のディスカッションを重ねることで、職場で起こりうるさまざまなケースに対する対応策を練ることができます。
明日から使えるアクション
「そ・ば・に・い・て」というキャッチーなフレーズで整理されたアクションプランは、以下の5つの具体的な行動に分かれています:
1.
そらす:加害者の注意を逸らすことで、ハラスメントが続きにくい環境を作る
2.
ばっちり証拠:事件を記録し、証拠を確保する
3.
にげる:その場を一時的に離れ、落ち着いて対処する
4.
いますぐ介入:ハラスメントを直接注意する
5.
て伝いを求める:助けを求めることも重要
これらの行動方針は、参加者がそれぞれの職場で実行可能な具体的なアクションとして提示されています。
公開の背景と今後の展望
この特別な資材は、実際の企業研修や今後の合同企画において高く評価されており、参加者からのフィードバックを受けて大きく改良されています。企業研修の参加者アンケートの結果によれば、全員が「満足」または「非常に満足」と回答し、約7割が最高評価を与えたことからも、その効果が伺えます。
プライドハウス東京の五十嵐ゆり代表理事は、この資材がより多くの職場に広がり、対話と行動を生むきっかけになればと語っています。誰もが「見過ごさない」一歩を踏み出すために、資材が提供する知識と実践の場をぜひ活用してほしいとのことです。
この重要な研修資材は、非営利目的で自由に利用できる形で公開されています。社内研修やワークショップにぜひご活用いただき、多様性の理解を深める一助としていただければと思います。詳しくは、
プライドハウス東京の公式サイトをご覧ください。