次世代自販機「S:CUBE δ（デルタ）」で実現する新しい物販の形

次世代自販機「S:CUBE δ（デルタ）」の登場

株式会社和光産業が新たに開発した次世代自販機「S:CUBE δ（デルタ）」が市場に投入されました。この自販機は、物販専用モデルであり、業界初のデジタルサイネージ付きを特徴としています。

自販機の新しい姿

「S:CUBE δ」は常温・冷蔵の商品を取り扱うことが可能で、屋外設置にも対応しています。自販機の側面には32型の縦型サイネージが搭載されており、企業のプロモーション動画やライブ映像の配信がネットワーク経由で可能です。また、設置に伴うラッピングや取り付けも本体価格に含まれており、キャッシュレス端末の導入にも対応しています。

この次世代自販機は、企業が新商品をクーポンや広告費用をかけずに宣伝でき、また地域の消費者にもっと自社の商品やサービスを知ってもらう良い機会を提供します。特に、食堂などでは人件費や廃棄コストの削減が求められており、このデジタルサイネージ自販機は省人化に向けた大きな助けとなるでしょう。

新しい広告・プロモーションの手法

次世代自販機プロジェクトの目標は、自販機業界に新しい風をもたらすことです。ここでの重要なポイントは、「S:CUBE δ」が提供する新たなプロモーション手法です。この自販機を利用することで、企業はユニークな広告を展開し、地域社会への認知度を高めることができます。さらに、コラボレーションを通じて、よりクリエイティブなプロモーション案を実現することも可能です。

自販機市場の変化

近年、自動販売機の役割は大きく変わっています。従来の飲料中心から、冷凍食品や日用品まで取り扱う多機能自販機への移行が進んでおり、新型コロナウイルスの影響で非接触型の購買ニーズが高まっています。このニーズに応えるべく、次世代自販機プロジェクトは進化を続けています。

和光産業の取り組み

株式会社和光産業は、今年で創立55年を迎える自販機のプロフェッショナルです。飲料自販機の販売から修理・メンテナンスを手掛け、地域のニーズに応じたサービスを展開してきました。この豊富な経験を背景に、新たな形の自販機開発に取り組んでいます。また、次世代自販機「S:CUBE」の設立は、自販機業界の未来を見据えた重要なステップと言えるでしょう。