日本初のプラグアンドチャージシステム「& GO™」
東京都品川区に本社を置く株式会社プラゴは、電気自動車(EV)ユーザーにとって革新をもたらすプラグアンドチャージシステム「& GO™」の提供を開始しました。これは、EV充電規格CHAdeMOに準拠したものであり、日本国内で初めての実装となります。
「& GO™」の基本機能と利便性
このシステムは、ユーザーが車に充電器をつなぐだけで、車両の認証、充電、決済が自動的に行われるという画期的な機能を特徴としています。従来のような認証カードやアプリの操作が不要となり、非常にシームレスな体験を提供します。これにより、EV充電が一層手軽になり、ユーザーは煩わしい手続きを省くことができるのです。
第一弾としては、本田技研工業が2025年9月に発売予定の軽乗用EV「N-ONE e:」にこのシステムが実装され、対応充電器での利用が可能になります。これは、EVユーザーにとって大きな一歩となり、充電の利便性が飛躍的に向上することが期待されています。
ユニバーサルプラットフォームの近未来
プラゴは「& GO™」を通じて、EV充電インフラのプラットフォーマーとしての確立を目指しています。そのためには、自動車OEM(Original Equipment Manufacturer)との連携を強化し、プラゴのサーバーに接続することで、既存の車両も改造なしにプラグアンドチャージシステムに対応できるようになります。また、充電サービス提供事業者は、プラゴのサーバーと接続することで、自動車OEMとの共同開発を避けながらも機能を実装することが可能になります。
このような取り組みを通じて、プラゴはEVをより選びやすくする環境作りを進めていくつもりです。そして、充電体験の進化と社会実装を通じて、日本のEV普及に寄与することを目指しています。
会社の背景と目的
プラゴは、企業のビジョンとして『続けたくなる未来を創る』という目標を掲げています。EVをただの乗り物としてではなく、魅力あるモビリティとして社会に根付かせるため、利便性の高い充電ステーションの拡充と充電がライフスタイルの一部として受け入れられることを目指しています。
加えて、充電に関するアプリ「Myプラゴ」を提供することによって、EVユーザーの訪問や滞在価値を向上させます。さらに、パートナー企業との協業を通じて、相互接続機能の向上や、CHAdeMO規格に準拠した「& GO™」のユニバーサルプラットフォーム化を推進していく予定です。
今後の展望
プラゴは今後、さらに多くの自動車メーカーや充電サービス提供事業者との連携を強化し、EV充電インフラのさらなる拡大を図る意向です。このたびの「& GO™」の導入は、EV充電の新たな可能性を示しており、今後の展開に目が離せません。未来のモビリティ社会を実現するための大きな一歩を踏み出したプラゴから目が離せなくなってきました。彼らの挑戦が新しい時代の幕開けとなることを期待しています。