AIで介護が変わる
2025-09-02 09:29:02

AIとDXで新時代の訪問介護を実現するワンダフルサポートの挑戦

新しい時代の訪問介護



訪問介護と看護の現場は、少子高齢化が進む中でますます重要な役割を果たしています。しかし、慢性的な人手不足や業務のブラックボックス化など、さまざまな課題が山積しています。そこで、東京都新宿区に本社を置くワンダフルサポート株式会社と、接客アンビエントAI「スタンドLM」を開発する株式会社ENBASEが新たな業務提携を結び、AIとデジタルトランスフォーメーション(DX)の導入を推進しています。

業務提携の背景


少子高齢化が進む日本では、訪問介護や看護サービスの需要が急増しています。その一方で、現場で働くスタッフは不足しており、介護の質を担保するのが難しい状況です。特に、次のような課題が現場では顕在化していました。

  • - スタッフの事後報告に依存するため、情報精度が低くマネジメントが難しい
  • - ケアの質が属人的で、一貫性を欠く
  • - 電話や対面の記録業務に多くの工数がかかり、残業が常態化
  • - 利用者とのトラブルの際に迅速な対応が難しい

こうした課題を解決するため、ENBASEの「スタンドLM」を導入し、ケア品質の向上と業務効率化を図ることになりました。これにより、現場でのケア状況を明確化し、報告書作成の負担軽減を実現しています。

事業内容の紹介


ワンダフルサポート株式会社


ワンダフルサポートは、新宿区を中心に訪問介護・訪問看護・居宅介護支援を提供しており、約250名の利用者にサービスを提供しています。介護サービスの質の向上を目指し、常に新しい技術を積極的に採用する姿勢を持っています。

株式会社ENBASE


ENBASEは、接客アンビエントAI「スタンドLM」を開発し、会話をAIが自動解析して必要な情報をレポート化するツールを提供しています。スマートフォンアプリを利用し、簡単に録音しAI解析が可能なのも大きな特長です。

業務提携の内容と目指す姿


今後、ワンダフルサポートの全スタッフがスタンドLMを活用できる環境を整え、AIを通じてケア品質と業務効率の向上を目指します。具体的には、トラブル数、残業時間、離職率などのKPIを測定し、経営にどう寄与しているかを可視化する予定です。

この提携により、以下のような未来を築くことを目指しています。
  • - リアルタイムで必要なケアを提案し、ケア品質が向上
  • - スタッフ間で情報格差がなくなり、マネジメントがスムーズに
  • - 間接業務を大幅に自動化し、残業時間をゼロに
  • - トラブルやハラスメントが未然に防がれる、働きやすい環境

終わりに


ワンダフルサポートとENBASEは、AIとDXを駆使して訪問介護および看護の新しい運営モデルを創造し、質の高い介護サービスを実現していきます。今後の展開に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社ENBASE
住所
東京都中央区日本橋茅場町1-8-1茅場町一丁目平和ビル
電話番号

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