アップサイクルの新たな一歩
環境への意識が高まる中、持続可能な商品に対する関心が高まっています。そんな波の中、アップサイクルブランド「SEAL」は、新しいバッグを発表しました。これは、シェアサイクル「ダイチャリ」で使用されたタイヤチューブを再利用したショルダーバッグです。
SEALとシナネンモビリティのコラボレーション
この特別なバッグは、株式会社モンドデザインが展開するSEALと、シナネンモビリティPLUS株式会社が協力して開発されました。シナネンモビリティは自転車のメンテナンスを手掛けており、その中で役目を終えたタイヤチューブが廃棄されることが多いという課題を抱えていました。
また、使用されなくなった素材を無駄にせず、有効活用したいという思いから、このアップサイクルプロジェクトが誕生しました。タイヤチューブは耐久性に優れ、防水性や軽量性も兼ね備えており、野外活動や自転車散策にも活躍すること間違いなしです。
デザインの特性
新たに発売されるショルダーバッグは、SEALの人気商品「オーガナイザーショルダーバッグ」をベースにしています。製品の表面には、再利用されたタイヤチューブが使われており、その特徴的な細長い形状を活かすことで、個性的なデザインが誕生しました。細かい部分まで丁寧に縫製されており、1点物としての魅力も感じられます。
素材の可能性を広げる試み
使わなくなったものを「捨てる」のではなく「活かす」ことが、SEALの中核にある思いです。今回のバッグは、環境への配慮とともに、人々が素材の新しい可能性を考えるきっかけとなることを目指しています。SEALは今後も様々な素材を再利用し、新たな製品を展開していく計画です。
具体的な製品情報
製品名
- - オーガナイザーショルダーバッグ cycle model
サイズ
素材
- - タイヤチューブ(自転車)/ナイロン/止水ファスナー
価格
発売日
販売場所
SEALの活動と社会貢献
SEALは、国内職人の高い技術によって全ての製品が製造されているMADE IN JAPANのブランドです。廃棄されることが多い素材を活用し、独自のデザインを加えたものづくりを行っています。また、WWF(世界自然保護基金ジャパン)への寄付や植林活動も行い、ユーザーが気軽に社会貢献できる環境を整えています。
彼らの活動を応援することで、持続可能なライフスタイルを楽しむことができるでしょう。これからのSEALのさらなる展開と、その新しい提案に期待が高まります。