ホワイトソースの歴史
2025-10-21 09:35:21

日本初の粉末ホワイトソース誕生までの道のりを振り返る

日本初の粉末ホワイトソース誕生の歴史



株式会社エム・トゥ・エムは、昭和100年を記念した書籍『日経ムック昭和100年』において、日本初の粉末ホワイトソースを開発した経緯を紹介しています。この特集では、その歴史的背景とエム・トゥ・エムの取り組みを詳しく掘り下げていきます。

エム・トゥ・エムの創業と洋食店の伝統



1928年に創業したエム・トゥ・エムの歴史は、明治時代にまで遡ります。当時、当社の曽祖父が浅草で開業した洋食店「太平洋」では、ホワイトソースやクリームコロッケといった洋食が提供され、日本の食文化に多大な影響を与えました。特に、ホワイトソースは当時としては珍しく、食卓に新しい風を吹き込む存在でした。この流れが、1933年に日本で初めて粉末ホワイトソースを商品化するきっかけとなったのです。

粉末ホワイトソースの開発とその意義



粉末ホワイトソースの開発は、家庭でレストランの味を再現するための『家庭洋食』という新たなスタイルを創造するものでした。その後もエム・トゥ・エムは時代に合わせて様々な商品を展開し、グルテンフリーやヴィーガン向けのラインナップを増やしていきました。このような商品開発は、ただ食材を提供するだけでなく、社会の食文化に貢献することを目指しています。

MtoMキャラクターの誕生



エム・トゥ・エムのオリジナルキャラクター、姉弟のトリ「マコチャン・ヨッシー」は、昭和の人気漫画『フクちゃん』で知られる横山隆一氏によって描かれました。このキャラクターは、エム・トゥ・エムの商品に親しみやすさを与え、特に若い世代へのアプローチを強化しています。

現在と未来の展望



日本の洋食文化における重要な存在であるエム・トゥ・エムは、今後も「安全で栄養価の高い原料選び」「丁寧な製法」を基本に、高品質な製品を消費者に提供し続けます。伊藤眞代社長のもと、姉弟での事業運営により、長い歴史における伝統を守りながらも、進化し続ける企業を目指しています。新たな商品開発に取り組むことで、食卓を囲む人々を笑顔にする製品づくりを目指す姿勢には、注目が寄せられています。

書籍『日経ムック昭和100年』の詳細



この特集は、2025年10月15日に発行される『日経ムック昭和100年』内に掲載されます。この本は、日本の洋食文化の歴史やエム・トゥ・エムの取り組みを振り返る内容で、全国主要書店やオンライン書店にて購入可能です。

参考リンク



エム・トゥ・エムは、これからも日本の食文化を支える重要な役割を果たす企業であり続けることでしょう。その歩みは、私たちの食卓に豊かさをもたらすに違いありません。

会社情報

会社名
株式会社エム・トゥ・エム
住所
電話番号

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