チリ発の異色アニメ『オオカミの家』放送＆配信開始！

チリ発の魅惑的なアニメーション『オオカミの家』

チリの監督 duo、クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャによる長編アニメーション『オオカミの家』が、日本のミニシアター界を席巻しています。この作品は、独特なストップモーション・アニメーション技法を駆使し、視覚的に刺激的かつ夢のような、時に悪夢とも言える映像を展開します。観る者を引き込むそのスタイルは、アリ・アスターなどの著名な映画製作者たちにも支持されています。

放送と配信の詳細

WOWOWプラスでの放送は、2023年8月31日（日）に行われる予定です。特に注目なのは、放送当日の特別解説番組「特別解説：「オオカミの家」の招待状」と、同じく短編アニメ『骨（2021）』が同時に特集される点です。

- 特別解説：「オオカミの家」の招待状

- 放送：8月31日（日）23:15～

- 『オオカミの家』

- 放送：8月31日（日）23:20～

- 『骨（2021）』

- 放送：8月31日（日）深夜0:50～

これにより、観客はこの異色作品の深いテーマやビジュアル表現の背後にある意図を理解するための良い機会が与えられます。特に、特別解説番組はYouTubeでも視聴可能で、作品理解をさらに深めるための素材となるでしょう。

さらに、『オオカミの家』はPrime Video「シネフィルWOWOWプラス」で、8月1日からオンデマンド配信も開始されています。視聴者は、時間を気にせずこの作品を楽しむことができるのです。

『オオカミの家』の概要

本作の物語は、実在の「コロニアディグニダ」を背景に描かれた、美しくも目を引くホラー・フェアリーテイルです。物語は、チリ南部の自然豊かなドイツ人集落に住む少女マリアの冒険から始まります。彼女は動物を愛する優しい性格を持っていますが、ある日、ブタを逃がしたことで厳しい罰を受け、逃亡します。逃げ込んだ一軒家では2匹の子ブタと出会い、彼らを「ペドロ」と「アナ」と名付けて可愛がり始めます。
しかし、彼女はすぐに恐ろしい運命に直面します。森の奥から聞こえるオオカミの声が彼女と子ブタたちの関係を試すのです。マリアが安心して生きることのできる場所を求める中、子ブタたちは恐ろしい姿に変わり、家は悪夢のような恐怖に包まれていきます。

見逃せない放送内容

WOWOWプラスでの放送は、劇場公開時の特別な瞬間を再現する機会でもあります。短編『骨（2021）』が特集されることで、観る者にレオン＆コシーニャ監督の独自の視点やアートスタイルをより深く感じ取ることができるでしょう。
観る人を夢中にさせるアニメーション『オオカミの家』とその世界観に足を踏み入れるこの機会を、どうぞお見逃しなく！

詳細はWOWOWプラス公式サイトやシネフィルWOWOWプラスをご覧ください。