アクシスがRBシリーズの販売を開始
株式会社アクシス(東京都中野区)は、このたびロボットプラットフォーム企業のレインボーロボティクスと提携し、協働ロボット「RBシリーズ」の販売代理店契約を締結しました。このRBシリーズは、独自技術を活用した6軸ロボットアームで、さまざまな作業環境に対応できるよう設計されています。
協働ロボットRBシリーズの特徴
RBシリーズは、組み立て、仕分け、パレタイジング、積み込み、積み降ろし、またはピック&プレースといった多岐にわたる作業を自動で行うことが可能です。これにより、安全性の向上、作業効率の向上、さらにはコスト削減を実現できると考えられています。
このロボットの最も大きな特徴は、その高性能と低価格にあります。RBシリーズは、アクチュエーターやエンコーダー、ブレーキ、コントローラーなどの主要コンポーネントを豊富に取り揃えており、安定した制御を実現しています。特に、遊びや不安定性を招かず、高速で正確な動きを可能にするブレーキシステムが導入されています。
ヒューマノイド技術の活用
レインボーロボティクスは、二足歩行ロボット「HUBO」で知られる企業ですが、そのヒューマノイドロボット技術がRBシリーズにも活かされています。RBシリーズには、衝突検出システム、重力補償装置、高度なモーター制御システムなど、先進的な機能が搭載されており、これにより安定したパフォーマンスを発揮します。
便利なソフトウェア
さらに、RBシリーズはLinuxベースのリアルタイムロボット操作システムを搭載しています。このシステムは、協働ロボットのパフォーマンスを監視・最適化することができ、使い勝手も良好です。また、追加機能やアップグレードもソフトウェアの更新により容易に行えます。
導入事例
具体的な導入事例としては、CNCマシンテンディングがあります。この作業は、工作機械に原材料を投入し、加工品を取り出す反復作業ですが、RBシリーズがこのプロセスを自動化することで効率が大幅に向上します。さらに、IP66等級の防水防塵性能を備えており、加工中に切削油や冷却水に触れても安心して稼働できます。
アクシスについて
株式会社アクシスは、27年以上の実績を持つITソリューションベンダーです。IT基盤の構築からサイバーセキュリティ解決策まで、顧客のニーズに応じたサービスを提供しています。お客様に最適なロボットソリューションを提供するため、専門家チームがサポートを行っています。ロボットアームの導入については、助成金や補助金を活用することで、費用の負担を軽減することもサポートしています。
まとめ
今回の契約により、アクシスはRBシリーズを通じて、より多くの企業のニーズに応えることができるようになります。効率的で安全な作業環境を実現するためのパートナーとして、アクシスの取り組みは今後も注目です。
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