愛知県豊橋市の住宅型有料老人ホーム花梅における制振装置evoltzの導入
愛知県豊橋市に位置する住宅型有料老人ホーム花梅が、新たに制振装置evoltzの導入を行いました。この取り組みは、地震などの自然災害から入居者の安全を守り、さらには地域の避難場所としても機能することを目指しています。
特徴と背景
住宅型有料老人ホーム花梅は、エコハウジングによって建設され、元々同社の戸建て住宅でもevoltzが採用されていた実績があります。制振装置を利用することで、地震の揺れを吸収し、入居者が安心して生活できる環境を提供しようという考えから、今回の導入が決定しました。ただ安全であるだけでなく、地域全体にとっても頼りにされる存在を目指しています。
地震対策への情熱
高台に位置し、岩盤の上に建てられたこの施設は、眺望が優れるとともに、制振ダンパーを採用して災害対策を強化しています。さらに、自家発電も設備されており、万が一の時に備えた心強い特徴となっています。
エコハウジングの代表、河辺政勝氏は、「強い家を長く維持するためには、耐震等級3を基準にすることが重要だ」と語ります。地震への予防策として、evoltzをすべての建物に設置することで、入居者および地域住民の安全を確保しようとしています。その取り組みは、入居者の生活の質を高めるだけでなく、地域全体の安心感を向上させます。
evoltzの強み
evoltzシリーズの特長は、震度1から効果を発揮することです。これにより、微細な振動も吸収し、建物を長期にわたって守ることが可能です。建物は、時を経るにつれ劣化しやすいもので、長い目で見たときの施工が大切です。
地震は予測が難しいため、evoltzを取り付けることで、長期的な安心をもたらしています。evoltzが実施した実験では、大地震が発生した場合でも構造が損傷しにくいことがわかっており、企業としても自信を持って提供しています。
会社紹介:株式会社evoltz
evoltzは、静岡県浜松市に本社を置く企業で、制振装置の企画・開発、販売を行っています。株式会社千博産業から分社化され、2022年に設立された新しい組織です。現在、資本金1億円を誇る堅固な経営基盤のもと、木造建築に関連する構造計算やサポートサービスも提供しています。
evoltzの制振技術は、今後さらに多くの住宅に拡大し、より多くの人々に安心して住んでもらえる環境の構築を目指します。地域の皆様の安全と安心を護るため、これからも進化し続ける企業です。