フォントの新時代を切り開く!『混植の本フォントのカップリングガイド』の魅力
デザインの世界において、フォントの選び方や組み合わせは非常に重要な要素です。そんな中、インプレスグループのエムディエヌコーポレーションから新たに発売された『混植の本フォントのカップリングガイド』が注目を集めています。この本は、フォントの「混植」という概念に特化した唯一無二のガイドブックです。
混植とは何か?
「混植」とは、2種類以上のフォントを組み合わせてデザインを行う技術です。フォントの組み合わせによって、文字のみならず全体の印象を大きく変えることが可能になります。この本では、デザイン書体を使った華やかな混植から、文章に自然に馴染むよう設計された本文用の混植まで、実例を示しながら幅広く解説しています。
本書の構成と内容
本書は、左ページに混植の実例を、右ページには使用しているフォントの組み見本を掲載する構成になっています。これにより、視覚的に理解しやすくデザインのインスピレーションを得やすい工夫がされています。
主要な章立て
- - CHAPTER1 混植とは:基本概念とその魅力を説明。
- - CHAPTER2 テーマ・目的別の混植:異なる用途に応じたフォントの組み合わせを紹介。
- - CHAPTER3 フォント別の混植:特定のフォントに注目した使用例を解説。
- - CHAPTER4 デザイナーが選ぶベスト・カップリング:著名なデザイナーによるおすすめの組み合わせ。
特徴とおすすめの対象
本書の特長としては、混植をテーマにした初の本であり、ロゴ系から本文系の混植までを網羅。フォントの種類も、著名なフォントベンダーからフリーフォントまで多岐にわたります。特にフォントに関心がある方や、手持ちのフォントを有効に使いたい方、組版やロゴデザインに携わるデザイナーに強くおすすめです。
購入特典
購入者には、書籍の中では紹介しきれなかった内容をダウンロードできる特典も用意されており、全12ページのボリュームある資料が提供されます。これは実践的なデザインに役立つ情報が詰まっています。
著者のプロフィール
本書の著者である加藤雅士は、フロップデザインを運営しており、フォント制作のプロフェッショナルです。1998年からフォントを制作し、376種以上を手がけてきました。彼は、その豊富な経験を生かして、デザイン界に新たな風を吹き込む書体づくりを行っています。著書も多数あり、業界内での影響力も大きい人物です。
まとめ
デザインにおけるフォント選びは、作品全体の雰囲気を決定づける重要な要素です。本書『混植の本フォントのカップリングガイド』は、そんなフォントの選定と組み合わせに新たな視点を提供する一冊です。これからのデザインに新たなインスピレーションを与えてくれることでしょう。フォントの可能性を広げたい方は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。