情報漏洩防ぐくん:企業を守る新たなトレーニングサービス
近年、サイバー攻撃は激しさを増し、企業からの情報漏洩が深刻な問題となっています。特に、COVID-19の影響で多くの企業がリモートワークを導入した結果、従業員が安易にIT機器を使うことによるセキュリティ対策の脆弱な環境が浮き彫りになっています。これにより、サイバー攻撃やコンピュータウイルスの危険性が高まり、企業情報の漏洩リスクが増加しています。
セキュリティ意識の重要性
特に、フィッシング攻撃は2020年以降、急増しています。2019年の約5.5万件から2020年には約23万件にまで増加し、これは驚異的な増加率です。国際的に広まった「Emotet」というコンピュータウイルスも、多くの企業に影響を与えています。
加えて、驚くべきことに、情報漏洩の約70%は人的ミスに起因しています。この統計は、企業がシステム的な対策を講じるだけでは不十分であることを示しています。システムと同等に、従業員の危機管理意識を高めることが必要なのです。
新サービス「情報漏えい防ぐくん」
このような背景の中、株式会社サイバーセキュリティバンクは、従業員のセキュリティ意識を高めるためのトレーニングサービス「情報漏えい防ぐくん」を立ち上げました。このサービスは、顧客企業の状況に応じてカスタマイズされた仮想フィッシングメールを使用し、従業員にサイバー攻撃の疑似体験を提供します。これにより、従業員の対処状況を観察・分析し、そのデータをもとにレポートを作成します。
このアプローチにより、企業は自社のサイバー攻撃リスクを可視化し、従業員のセキュリティ意識を高めることができます。また、ベクトルグループが提供するコンテンツ制作のノウハウを活用し、記憶に残る教育コンテンツも用意しています。これにより、サイバーリテラシーの向上が期待されます。
企業のリスクマネジメントを支援
サイバーセキュリティバンクは、企業に対するサポートを強化し、企業のリスクマネジメントにおけるコンサルティング範囲を拡大していく方針です。また、リモートワークの普及に伴い、企業間の連携や共創が促進されることで、働き方や暮らし方の新しい形を実現することにも寄与していきます。
サービス利用について
「情報漏えい防ぐくん」のサービス内容には、サイバー攻撃の疑似体験やその結果のレポーティング、さらに効果的な教育コンテンツの提供が含まれています。詳細な料金については、お問い合わせが必要となります。
- - サービス名:情報漏えい防ぐくん
- - 提供企業:株式会社サイバーセキュリティバンク
- - 会社概要:所在地 東京都港区赤坂、設立2018年7月、資本金1,500万円
- - URL:サイバーセキュリティバンク
企業は今こそ、セキュリティ意識の向上に取り組む時です。この新サービスを活用し、情報漏洩リスクを最小限に抑えましょう。