Polimillが「QommonsAI」に大規模な機能強化を発表
Polimill株式会社は、行政シェアNo.1の生成AI「QommonsAI」に関し、機能の大規模な強化と新たなオプション提供計画を報告しました。この発表は、国全体でのAI活用促進が進む中で、自治体が直面するさまざまな課題を解決するための重要なステップといえます。
背景
近年、政府はAI関連の予算を増額する方針を打ち出しており、全国の自治体がその恩恵を受けられる可能性が高まっています。この流れを受け、Polimillは自治体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する絶好の機会として捉えています。具体的には、AI技術を活用して自治体の課題解決をサポートする体制を整備し、予定される機能強化を実施します。
QommonsAIの機能強化
Polimillは、「QommonsAI」の機能強化プランを発表しました。特に自治体職員の日常業務を強化するため、1,000アカウントまでの無料枠において、多くの新機能を提供します。以下は、その主な機能です。
1.
プロンプトテンプレート機能
顧客の要望に応じて、部署や業務ごとのベストプラクティスをテンプレート化します。職員は自分の業務に合ったアウトプットを簡単に得られます。
2.
ファイル添付機能
チャット機能内で、さまざまなファイルを直接アップロードすることができ、市役所業務において大幅な業務効率化を図ります。
3.
My LLM機能
この機能により、業務に最も適した生成AIモデルを選択し、設定することが可能になります。
4.
ナレッジ機能の強化
庁内ナレッジの参照時、複数のファイルを選択することが便利になります。
5.
ファイルエクスポート機能
作成した文書をPDF、Word、CSV形式で簡単にエクスポートできるようになります。
これらの無料機能は2025年内に提供開始される予定であり、職員の日常業務を大幅にサポートすることでしょう。さらに、2026年4月からはLGWAN(総合行政ネットワーク)への対応を行い、セキュリティ要件の厳しい自治体でもスムーズに利用できるようになります。
自治体固有の専門的なAIオプション
Polimillは、自治体が抱える個別の課題に対応するため、専門AIオプションの提供も予告しています。これにより、特定の課題解決を目的としたAI機能を有料で順次提供することが可能になります。たとえば、財源確保を支援するAIや、防災・減災を支援するAIなどが予定されています。
大規模自治体向けプラン
Polimillは1,000アカウント以上の導入にも柔軟に対応しており、大規模な自治体向けプランを用意しています。また、導入から活用・定着までを支援する体制も強化し、無料の導入研修に加え、より高度なAI活用スキルを習得できる有料の上級者研修を開始予定です。
まとめ
PolimillはAI活用を通じて、自治体の業務効率や課題解決能力の向上を目指しています。このような新機能発表を通じて、自治体の皆様が予算を確保し、AIを力強い道具として活用できるよう、全力でサポートしていく方針です。自治体の皆様はぜひ、これらの機能強化を活用して、新たな行政サービスの向上に役立てていくことを期待します。【QommonsAI情報サイト】(https://info.qommons.ai/)
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